このレビューはネタバレを含みます
2021.3.23
画の良さに数年来惹かれ続けて探していたものの、そのつど将棋漫画原作の映画に間違えられてきた因縁の作品だった。
ようやく鑑賞が叶った。
ずっとしんどかった。
エネルギーが奪われて…
このレビューはネタバレを含みます
わたしは光をにぎっているで、こんなにセリフ少なく語る映画あるのか!!と好んでいたのにさらにセリフ少ないのを観てしまった。
冒頭にストーリーを教えてくれるし、鏡とか蛾のモチーフとか、映画を分析的に見…
氷の季節と花の季節の間に育まれた兄と妹の愛の形。アイス、スカート、口紅、ハイヒール、ポラロイドカメラ、バイク、電話ボックス、冷蔵庫、瓶コーラ、クーラーボックス。画面に映る何もかもが繊細で切なくて美し…
>>続きを読む血縁的象徴の「家」が終始壊され続け、ハルオとナツコの関係と何度も照らし合わせ、反復させられる。『家族ゲーム』が1983年で10年前だとすると、その以後の世界という感じだろうか
解体現場の鉄球がコン…
見た直後はただ映像が良かったという記憶しか無かったんだけど、考えれば考えるほど味が出てきて結果めちゃめちゃ好きな映画でした。
キマッてないショット探す方が難しいくらい全ての絵が最高に良くて、写真欲も…
映画館で見たのは初めてです。
90年代初期の、ビルが立ち並ぶ都会とそれなりの華やかさがある一方で昭和の街並みと薄暗さの同居している雰囲気がたまらない。遊園地のシーンの後の住宅街とかもう、もう本当にた…
20年ぶりくらいに鑑賞。
何より小道具のセンスがすごすぎる。
状況の作り方もすごい。冷蔵庫を真ん中に置いてしまうこと。洗濯物から落ちる水で床がびしょ濡れなこと。
ロケーションも良すぎる。あんな線…
(C) Film bandets