ボストン市庁舎に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ボストン市庁舎』に投稿された感想・評価

長い!!
本来、庁舎や市役所などは手続きや用事がある時に行くだけじゃなくて、市民が集う場にしなければいけないと痛感しました。
いつの時代も対話が基本。
行政に関わる人全てが観るべき作品。もちろん一般市民の方も観るべき。

抱える問題は日本とは違うけれど、その問題を解決しようとするプロセスは全ての行政が見習うべき。というより、ボストン市の取り組みが当たり前の姿にならないといけない。

自分の声で語り、訴え、それを受け入れ、精査し、どうすれば解決に近づけるかを考える。

町の規模は関係ない。

自身が移民であり、過去の過ちなどを赤裸々に語る当時のマーティン・ウォルシュボストン市長の姿は、首長としてのあるべき姿の一つだと思う。

民主主義とは何なのかを再考させてくれる素晴らしい作品。
Reiren

Reirenの感想・評価

3.6
ハーバード大学があり、世界都市ランキングで第21位という
ボストンの、市庁舎のドキュメンタリー映画

基本的姿勢は
「住民の、あらゆる問題を解決するよう尽力します」

これって市庁舎ならば当たり前の事だと思うけど
移民や貧困、差別などが絡んでくると
ややこしい事になる

実に様々な問題があるのですね・・・

どれも当事者にとっては深刻な問題だったりするけど
予算や人員などの都合もあって、全部を解決するのは
不可能

何度も何年も、同じやりとりを繰り返す事も

市からの命令で(仕方なく)集会を開いていますと
開き直る職員もいるし

なるべく多くの人から話を聞きます
市に伝えます問題解決に取り組むよう考えます

結局、多数の要望が通りやすくなるんだろうな
後、著名人は宣伝効果があるので優遇されそう

問題解決に労働意欲を感じる人には
良い職場かもしれないが、力及ばずで
無力感を感じる事も少なくなさそう

日本の市の職員は
仕事しないで人任せが多いよなぁ
面倒な手続きは市民にやらせるし
仕事遅いし

そういう事をつらつら思いながら
カメラの前だけのポーズでなく
仕事に誇りと意欲を持てるっていいな、と
思いました
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
ドキュメンタリーの巨匠フレデリック・ワイズマンの作品なので変化球ではなく真っすぐな記録映画、とは予想していたが何と5時間弱!さすがに人に見せようと思っているのならもう少し短くカットして提供するのが腕の見せ所な気がするのだが...ボストンという市のトップから末端の職員に至るまで、事なかれ主義先送り主義で波風を立てないようにもできる中であえて真剣に、自分以外の視点を持ちながら様々な問題に取り組んでいくという図式はよくわかったし、さすがボストンって名だたる大学を抱えるインテリの街なんだなという事を再認識したが...でもやっぱり長くてバテてしまったのも事実。
Gun

Gunの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ボストン行くので鑑賞。
マーティンウォルシュ市長が言う「市民のために働く市役所」とは何かを知れる。
日本の市政もオープンになれば良いなあと思いつつ、ボストン以外のCITY HALLには撮影断られたらしいので稀なベストケースなんだろうねー。
ボストン=茶会事件&ディパーテッドのイメージだったから、こんなに浄化されてるとは思わなかった…。
 言葉の力  一般の人も強い言葉がある。
議員の方達の 能力の高さに驚いた。 全てのアメリカの議員の人達がそうではないだろうけど!
 日本の議員の人達の---- とほほ!
Yoshiharu

Yoshiharuの感想・評価

3.0
ボストンの街とdiscussionの映画。
ニューイングランドの古都、世界都市だけあって凄い。
国で扱うような問題も市レベルで熱心に話し合っている。しかも、市民が中心になって。日本は国も地方も官僚や議員がほとんどやっているからな。
地方だからこそできるんだろうけど、自治体よってかなり差がある。僕の住んでいる所は、チョット••••.残念。
それにしても、長かったな。
ラッコ

ラッコの感想・評価

3.6
この監督作観てみたくて、WOWOW放送でのタイミングで鑑賞。市民それぞれ興味深いお話。話すって大事。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0
ドキュメンタリーの巨匠フレデリック・ワイズマンの故郷マサチューセッツ州ボストンのボストン市庁舎、特にマーティ・ウォルシュ市長に焦点を当てたドキュメンタリー。

多様な人種・文化が共存する大都市ボストンで、2014年1月〜2021年3月まで市長を務め、現在はアメリカ合衆国労働長官となっているマーティ・ウォルシュ氏は、アイルランド移民のルーツを持つ労働者階級出身。

とにかく、この人が素晴らしすぎる。
撮影当時、トランプ大統領の政権下、アメリカ各地で人々の分断と対立が進む中、警察や消防、企業、団体、市民グループ..と協力し、多様性を重視し、差別の撤廃や格差の是正を目指し、市職員と共に、健全で民主的な市政を貫こうと行動するその姿。

様々な対策チーム、企業団体、市民グループ、地域住民..などとの対話を重ね、行動し、変革を進めていく。
自身のアルコール依存症(現在も治療中)などの経験を語り、あらゆる声に耳を傾け、チームやグループを鼓舞し、行動を称えながら。

日本はもちろん、アメリカ内でもおそらくこんなリーダーは稀有な存在でしょう。
全政治家や行政に関わる人に見て欲しいものではありますが、本作に登場する多岐にわたる社会課題での対話・議論を見るに、日本では議論をするという訓練も経験も少なすぎるんだなと改めて考えさせられます。(私自身も議論苦手…)

例えばある事業を進めようとするチームと地域住民の対話の場で、互いに想いをぶつけながらも、対話・議論のルールは守り、次のステップにつなげてく。
これが日本だったら、住民側から怒号が飛び交って、主催側は逃げるように強制終了というありがちな様子が目に浮かびます。

現在はマーティ・ウォルシュ氏が市長職を外れてしまいましたが、彼が牽引した市政がしっかり引き継がれていて欲しいものです。
ジョー

ジョーの感想・評価

3.9
 話せばわかるという時代はどこに置き去りにされたのだろうか。いつのまにか、話してもわかりあえないことに洗脳されてしまっている自分がいる。

 なのに、ボストンの市長と市職員たちの熱弁には、少なくとも話してもわかりあえないという諦めがない。
 それはある意味嘘臭いとも思える。だが長時間のドキュメンタリーの間、ずっと対話し続けている彼らを見て、うーん、こんなのあり?と度肝を抜かれるのである。
 市長が、「力を合わせればなんでもできる。それが民主主義です」と少しも恥らいもなく言い切る。そして、不平等は法律違反、地域の利益は地域が動かす、という言葉が市民との対話の中で飛び交う。ここは古代ギリシャのポリス?

 理想を掲げられなくなった自分がいる。というより、掲げるべき理想があるはずだ、と信じなくなっている自分がいる。だから、この理想を掲げた熱弁の数々は至極疲れる。聞いてて照れ臭くもなる。

 置き去りにしたものを自省する4時間半。誰しもが突きつけられるだろう。
 あなたはどう考えるのか、あなたはどうしたいのか、あなたはただ黙ってればいいのかと。

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