1970年 日本 監督森谷司郎
キャスト:岡田裕介、森和代
当時の学生にとって、庄司薫の芥川賞受賞は衝撃だった。その後に続く「限りなく透明に近いブルー」「僕って何」まで含めて、新しい時代の到来を…
高校時代に庄司薫の小説にハマって本作含めた薫くんシリーズや諸作品を愛読していた。私たち田舎高校生にはない都会のいいとこ家庭の高校生の描写が新鮮だった。なんでも言い合える幼馴染の可愛いツンデレ彼女(由…
>>続きを読む今から泣きごとを言うが疲れてるんだよなんて分かったような口を開かず黙って聞け。左足の爪を剥がす怪我をして引きずる。初めてで最後の抱擁を繰り返し目を閉じて思い浮かべる。街ですれ違う二度と会わない人たち…
>>続きを読む幼馴染との和解でまとめようとするところが恋愛に帰着させたい感じはあるが、むしろ友人との会話や少女との交流の中で生まれる救いの方に本質があるように見える。所々に挿入される歌謡曲やCMソングが見事なタイ…
>>続きを読む60年代はやっぱりモーレツで、元気!やる気!みたいな空気だったけど(少なくとも前半は)、70年代はしっとりというかウジウジというか。
内省的でどの映画にも影がある。
この主人公のモデルであろう著者…
☆1970年前後の東京。薫のうちは、どこだろう?世田谷区か?ちょっとアッパーな住宅街は今に続いているだろうけど、戸建率は高そう。でもテニスコートの前はマンションだったような記憶あり。
☆夜の高層階の…
中村紘子さんのピアノリサイタルの時に、宇宙戦艦ヤマトの乗組員のような服を着て舞台裏を歩き回っているお爺さんが何人もいました。あんな服売ってるのかなあ?自分でデザインして仕立てたのかなあ?その中でも最…
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