都内ではル・シネマの単館上映なのにこのレビュー数は驚異的。配信もやってるの?
キレイにオチのついたコントに「実はこの話には続きがありまして」のような展開。
結構笑いも起きていたが、リピーターさん…
「怒っているとしたら…この運命に、かな」
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の短編集。各40分ほどの3話からなり、ほぼ場転もカメラ切り替えもなく、淡々と会話劇で話は進む。最初のタクシーの会話と…
濱口竜介監督による短編集。
タイトル通り”偶然”によって巻き起こる不思議な物語を映す淡々とした会話劇なのだが、これが非常に面白い‼️
敢えて役者に棒読みをさせる演出が何故かどんどん深みへとハマってい…
「今、きっとあなたの人生にも少しだけ私と同じような穴が空いているんだって思った。 だから来た。 穴。 何をしても埋まらないような穴がきっと空いているはず。 それを埋めることはもうできないけど、 私に…
>>続きを読む2話目。教授が小説について、中盤に過激な描写を入れると読者が最後まで読んでくれるといった趣旨の説明がなされていたが、これが観客体験としてもまったくその通りであった。
官能的な朗読を恍惚と聴き入ってい…
偶然と想像にある哀愁。
はっきりといってあらすじとして言語するとオムニバス三話それぞれ酷いものだ。すべてボタンのかけ違えた人と人との話で、とんまであるとまとめるこができてしまう。
だが、こ…
人間は知性とか感情を以って賢く何でも分かっているような気がしてしまう生き物だけど、世界は案外うまく回っていて、都合よく偶然を信じたり信じなかったりしているだけかもしれない。
淡々とした会話から、無…
人間の面白さとは、会話の面白さであり、それはどんなエンタメの面白さにも勝るものだと、この映画を観てそう思った。
とにかく会話がとてつもなく面白い。
一般的に、映画内で起こる偶然は、物語的には必然にな…
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