偶然と想像の作品情報・感想・評価

みんなの反応

  • 会話のテンポやオチのつけ方が良く、オムニバス作品として観やすい
  • 素敵な言葉がたくさんあり、心があたたかくなる
  • 人はみんな不整合を抱えていて、笑ってやり過ごせれば良い
  • 3つの短編の中で、2つ目の「扉は開けたままで」が特に面白かった
  • 会話劇が好きな人には楽しめる映画で、世界観が面白い
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『偶然と想像』に投稿された感想・評価

花椒
4.3

都内ではル・シネマの単館上映なのにこのレビュー数は驚異的。配信もやってるの?

キレイにオチのついたコントに「実はこの話には続きがありまして」のような展開。

結構笑いも起きていたが、リピーターさん…

>>続きを読む
ヒデ
4.5
このレビューはネタバレを含みます

「怒っているとしたら…この運命に、かな」

『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の短編集。各40分ほどの3話からなり、ほぼ場転もカメラ切り替えもなく、淡々と会話劇で話は進む。最初のタクシーの会話と…

>>続きを読む

濱口竜介監督による短編集。
タイトル通り”偶然”によって巻き起こる不思議な物語を映す淡々とした会話劇なのだが、これが非常に面白い‼️
敢えて役者に棒読みをさせる演出が何故かどんどん深みへとハマってい…

>>続きを読む

「今、きっとあなたの人生にも少しだけ私と同じような穴が空いているんだって思った。 だから来た。 穴。 何をしても埋まらないような穴がきっと空いているはず。 それを埋めることはもうできないけど、 私に…

>>続きを読む
3.7
このレビューはネタバレを含みます

2話目。教授が小説について、中盤に過激な描写を入れると読者が最後まで読んでくれるといった趣旨の説明がなされていたが、これが観客体験としてもまったくその通りであった。
官能的な朗読を恍惚と聴き入ってい…

>>続きを読む

 偶然と想像にある哀愁。

 はっきりといってあらすじとして言語するとオムニバス三話それぞれ酷いものだ。すべてボタンのかけ違えた人と人との話で、とんまであるとまとめるこができてしまう。

 だが、こ…

>>続きを読む
Suihi
4.8
正直この映画にとても救われた。
4.5

人間は知性とか感情を以って賢く何でも分かっているような気がしてしまう生き物だけど、世界は案外うまく回っていて、都合よく偶然を信じたり信じなかったりしているだけかもしれない。

淡々とした会話から、無…

>>続きを読む

人間の面白さとは、会話の面白さであり、それはどんなエンタメの面白さにも勝るものだと、この映画を観てそう思った。
とにかく会話がとてつもなく面白い。
一般的に、映画内で起こる偶然は、物語的には必然にな…

>>続きを読む
3.8
舞台を観ているような世界観。
会話のテンポ感が楽しい。

あなたにおすすめの記事