イランの厳罰的な法制度を背景に、冤罪による死刑で夫を失ったシングルマザーの姿を通し、社会の不条理と人間の闇をあぶり出した話。
イラン🇮🇷て女の人の家に男の人が入っただけでもそのアパートを追い出され…
銀幕短評(#796)
「白い牛のバラッド」
2020年、イラン。1時間45分。
総合評価 67点
残酷なものがたりですね。悲運ですね。だれにとっても。しかし救いかもしれない、だれかにとっては。…
結局旦那さんが亡くなってなかったらお金にもお家にも困ることもなかったって思うと、どれだけ尽くされても許せないよね‥
そして、本当のことを言わないことも大きな罪
母親も娘に対して本当のことを言えてない…
起こった事件もしんどいのだが、そこから彼女を取り巻く社会によって引き起こされることの方がよほどしんどい。
おそらく死刑制度に対する問題提起が主題なのだが、我々にとってはイスラム社会の在り方の方が目…