ここまで不幸をオンパレードされてしまうと矛先がぶれてしまい本当に怒っているものがわかりづらくなる。
なんなら「上得意先の娘を雇うために解雇されてしまう非正規雇用」「不倫恋愛における想いの強さのすれ…
母親の芯の強さ、意志の強さが、どこから来ているのか、
イマイチわかりづらかった。
中盤から、その心の強さが崩れて不安定になってくるのだが、
理不尽な事、不条理な事は今までにもあったはず。
なぜ今にな…
おもしろさ:3.0
しんどさ:3.0
そこそこおもしろい。
そこそこしんどい。
「月」の石井裕也監督。
絵に描いたような不幸。
いや実際フィクションなんだから絵に描いた不幸だけど。
さあこれが…
ネトフリ配信終了で慌てて『茜色に焼かれる』(21年)観了。尾野真千子が本作でキネ旬主演女優賞受賞。彼女は女子高生役だった山下敦弘の04年作から見てて13年のドラマ『最高の離婚』(坂元裕二の大傑作!)…
>>続きを読む丁寧に作ってある作品。尾野真千子の演技を目的に観ましたが、なぜそっち選ぶかなと思いました。永瀬正敏の無駄遣いのような気も…。出てくる男性が全体的にグロテスク。息子への言葉には涙が出た。人によってグッ…
>>続きを読むコロナ禍の日常もあり、貧困で毎日一生懸命頑張っているのに、毎日辛い事がある。
その日常に慣れないと生きていけなくて…
でも、慣れてしまう自分にも歯痒くて。
ただ、こういう生き方や考え方は、正直理解…
悪くはない。主役の女性二人が良い。しかし妙に文語的なセリフの多さと、悪役が単色なのが気になる。この世の生きづらさは、息苦しさを押し付け合うことに問題があると思っている。だから結局、無尽蔵に悪を生み出…
>>続きを読む©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ