公団の汚職事件で自殺した男を巡る、
ある男の復讐。
面白かった。
いつの世も、本当の悪は倒されない。
結末があまりにも絶望感でいっぱいで、悔しくて仕方ない。
でも現代も、同じように片付けられてしま…
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ラストで三船が実は生きてて、かっこよく締めてくれるのかと思いきや、胸糞エンドでびびった。しかし、今でも天下りと癒着は自民党のお家芸なので、あの終わり方はこの腐りきった官僚社会への警鐘として見事だった…
>>続きを読む2時間半の長さが気にならない重厚で満足感の高いサスペンスドラマだった。ラストの意外な展開には様々な感情が湧き上がり、良質なモヤモヤも得られた。
組織が今よりもずっと封建的だった時代に、悪い上役たち…
名作なので、ストーリーの良さは言うまでもなく最高。
さすが黒澤明。
戦後15年で制作しているから、現代では絶対に再現できないロケーションだったりしてすごい。(語彙力)
でも、現在の韓国でリメイクし…
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三船敏郎だってしばらく気づかなかった
死んだはずの課長補佐が暗闇に立ってるシーンはほんとに暗闇が効果的で印象的だった
痛快復讐劇かと思ったら…
重たいラストだ
主人公が殺されたことは加藤武さん…
【大物がチョイ役で出ているのも昔の作品の楽しみ】
本作では田中邦衛が殺し屋でチョイと出ています。
黒澤の現代劇もなかなかどうして。三船敏郎、黒縁メガネが良く似合っている。
不動産、土地開発に利…
話としては意外と単純なんだけど、めちゃくちゃ面白い。構図も決まってるし三船敏郎含め名優たちが全力演技。
ゴッドファーザーの元になったと話題の披露宴シーンから始まって主人公にしがどんな思惑を持ってい…
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面白い!!!
まず題名がかっこいい
最初は公団だのケーキだのなんのことか分からなかったが後々回収されホッとした。
人物それぞれの関係と西の復讐とが絡み合っていて引き込まれる。
ラスト、サスペンスに…
汚職に関係してしまい死んだ人物の仇を討とうと、公団の副総裁の懐に忍び込んだ男の物語。重たいドラマにのめり込んだ。
副総裁の背後には政界繋がりか何か、好きに人の運命を操れる大物がおそらくいたんだろう。…