ニュースでもよく話題になってる汚職。
しかし偉い人たち界隈はホント闇深いな…
(全員が全員じゃないんだろうけどさ🙄)
それなりに長尺なので疲れはしたものの、
主要登場人物たちの演技に圧倒されてあっ…
社会派でありサスペンスであり、音楽の使い方とか台詞が軽妙でどこかユーモラスでもあって、撮り方かっこよくて、どこ取ってもハイクオリティ。
天国と地獄も面白かったけどこっちの方が好き。
黒澤明の現代劇す…
1960年にこんな骨太サスペンス邦画作ったのは凄い。
公団とゼネコンの汚職という巨悪に立ち向かう一人の男の壮大な愛と復讐の物語だ。
現代の日本にもこういう不正とか癒着って沢山ありそうだよなあ。
関係…
このレビューはネタバレを含みます
戦後からこのような作品があることを考えると、日本という社会は何も学ばず、何も進歩していないのだと虚しくなってくる。ひとりの人間があがいたところで何も変わらないという現実が権力を突きあがらせ、更なる悪…
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★1989年に続き2回目の鑑賞★
父親の復讐を怒りをもって計画し、飄々と(口笛が効果的)実行していく西(三船)の静と動の対比、汚職という水面下の巨悪に対する個人的な毒をもっての正義の緊迫感ある対…
いやぁ…面白かった。
見応えたっぷり!
ゴツゴツした社会派作品だけど、
分かりやすい。
本作は巨悪に立ち向かう一人の男を描いた作品。そんな作品はごまんとあるけど、切り口がね…やっぱ、他とは一線を…
いやあ、久しぶりに黒澤映画を観て、根幹的な映画づくりの巧さに冒頭から感嘆した。
オープニング、本作の登場人物が一堂に会する結婚披露宴のシーンが先ず白眉だ。
贈収賄が疑われる土地開発公団組織内の人間関…
学生時代に名画座で観て以来。ラストで公団副総裁役の森雅之が黒幕の政治家と思われる電話の相手に深々と頭を下げるシーンが強烈に印象的だった。森はこの時49歳、見事な老け役であった。
黒沢渾身の社会派サス…