アミューズメント・パークの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「アミューズメント・パーク」に投稿された感想・評価

hi1oaki

hi1oakiの感想・評価

3.6
ルーテル教会の依頼で、高齢者虐待の現実やその孤独を訴えるという啓蒙・教育が目的で作られた映画(なので53分と短い作品)なんだけど、そのショッキングな描写に教会が困ってお蔵入りになっていたいわば“伝説の作品”。

まぁそりゃ教育映画を依頼してコレが上がってきたらびっくりするでしょう…。プロテスタントの教会で信徒がコレをどんな顔して観るんだっていうね。
遊園地を人生の縮図とした、まさに老人の見る悪夢のような映画なんだもん。ロメロはなんでこんな風に作ったんだ…というより“生ける屍の父”たるロメロになんでこんな依頼をしたのかって話だよね。

観るものを突き放し、乾いた手触りの恐怖感は、充分ロメロの中編映画として鑑賞に耐える物になっていますよ。
EM

EMの感想・評価

3.0
次から次へと理不尽な目に遭って、老人がどんどんボロボロになって行くので見てて辛いものがありました。
昔の映画ですが、今にも通じるものがあります。お年寄りは大切にしてあげたいです。
公開当時だったら相当な衝撃だったに違いない。
が、2021年の今、映画としては何かコントを見せられてる感じがして正直、面白い!とは言いがたい作品ではあったかなあ。
ロメロ作品の歴史を垣間見る感覚としては見ておくべき作品ではあるが…うーん…。
帰り支度に気付きながらも読み聞かせし続けるとこ切ないんだけどちょっとウケるのと、直後のワンワン泣くシーン 遂に!って感じで普通に笑ってしまった。
suzu

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3.7
One day, YOU will be old.

現実で淘汰される老人の精神世界として受け止めた。ボーヴォワールの『老い』を思い出す
「白い部屋に閉じこもらないための制度がある、若いうちから積極的に動け」と言っていたのは印象的。保険や年金だけを指すもんじゃないとは思うけど、NISAもiDeCoもコツコツやりましょね…という気持ちに…。

こんなに古い映画は久しぶりに観たが、画面は郷愁を誘う美しさだけど音声がちょっとキンキンしてきつかったな
21-221-82
シネマカリテ「ジョージ・A・ロメロ3作一挙特集上映」
マーティンと併せて鑑賞。
期せずしてまさかのリンカーン・マーゼル特集になってしまった。
自分がまだ未熟なためだと思う、合わなくて残念。
いつかまた見返したい。
さり気なくゾンビが散りばめられていた…よね?
ジョージ・A・ロメロの未公開作。
地獄の遊園地で、老人たちが酷い目に遭う。
元々は、73年に高齢者の貧困や孤立の問題の啓蒙のため、キリスト教会から依頼されて作った映画らしい。
しかし完成した作品を観た教会は困惑し、結局公開されず。
これは完全に人選を誤っているw
そもそも、普通に考えれば啓蒙の対象は若者たちのはず。
ところがロメロは、人間社会をカリカチュアしたシュールな遊園地で、いかにして老人を災難に遭わせるかにしか興味がない。
ロメロらしいと言えばその通りで、なぜ教会が稀代のホラー監督に依頼しちゃったのかか謎。
結果として啓蒙としての描写はほぼ無く、老人たちに「老後にいいことなんて一つも無い、もう生きる価値なんて無い」という、真逆のメッセージをおくることになってしまった。
むごい、むごすぎるw
さすがに教会はこれ公開できないでしょ。
奇妙な取り合わせが生んだ、珍品中の珍品。
ちょっとウトウトした

でも、その寝た自分が1番怖かった
40年後の自分の話だぞ

当時の社会風刺を含めた「お年寄りには優しくしようね」という主張は、現代の鑑賞者には「こんな負の連鎖から抜け出せないお年寄りにならないように今努力しようね」の方がしっくりくると思うけど、それもそれで問題なんですよ
1973年とはまた違う問題提起をしてくる

亡くなる3週間前にジョージ・A・ロメロ監督がこの作品を奥さんと鑑賞したようですが、何を思ったのでしょうか
こんなんコメディじゃん、ウケる(笑)って思えるのも、単に若いからだね 雑音とマーチングが妙味

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