聖地巡礼しながら当時の環境や心情、撮影手法などを語る中で「映画には三つの視点がある。一つは監督、二つは俳優、、二つだった」ってお茶目な一面を見せたり、台湾ニューシネマ時代によるエドワードヤンとの付き…
>>続きを読む内容だけに観ろとしか言えない。まあ、元はテレビのシリーズ物らしいけどその割には良く出来てるのは、アサイヤスのおかげではないんじゃないだろうか。最後に侯孝賢が「乾杯」を歌うところには思わず笑ってしまっ…
>>続きを読む侯孝賢をあまり知らない人でも、九份、十份、高雄や台北の街中など、90年代くらいの台湾の風景が見られるので、台湾の街映画としてもオススメ。
自分よりもだいぶ若い俳優たちとのカラオケで、侯孝賢が長渕剛…
侯孝賢の作品も好きだけど侯孝賢の人となり自体かなり好きなので(ジョンよりポール派なので) ファンムービー以上の期待もせずにぽんやり観に行ったけど、詩的ドキュメンタリー作品としても台湾紀行映画としても…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
興味深かったのは監督の演出方法
•鮮度を大事にするためリハーサルはやらない
•台本は丸暗記しなくていい、自分の言葉で話せ
•本番はテイク2まで。駄目そうだと感じたらやり方を変えるか別の日に撮る。
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自作をパゾリーニを例に分析する巨匠の風格を漂わせながら、「オス同士の闘争の世界に憧れてる」と武闘派発言の直後に長渕剛『乾杯』を熱唱する侯孝賢。被写体としての魅力に溢れていた。『憂鬱な楽園』と同じカッ…
>>続きを読む特に侯孝賢作品を観ている訳でも
作品が好きな訳でもないのに
なぜ観たの?と問われたら
観ないといけないと思った、と答えましょう(笑)
基本、ドキュメンタリーは好きだし台湾の歴史にも触れたかったし。
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監督が熱く語っている何気ない背景もいちいち映画のワンシーンのようで、つい目を奪われて字幕を見落としそうになった。
監督自身の思い出話をしていた時に
「その時の時間と空間の感じや、寂しい気持ちを感じ…
侯孝賢が語りながらお茶を淹れる、入れては戻すその手元だけ映す。飯屋で語りを聞きながら、後ろで長芋剥いてる卵色のスウェットの女を映す。そういうところが好きだった。最近は中性的な人が多くなってる、これか…
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