このレビューはネタバレを含みます
モデルとなったウェスト=イースタン•ディヴァン管弦楽団はユダヤ系指揮者バレンボイム氏(リハーサル担当)とパレスチナ系文学者サイード氏(ディスカッション担当)によって設立。
楽団の名称はドイツ人作家…
人間は賢いがゆえに愚か、改めて思う。民族対立、宗教対立、過去の歴史、そんなもの引きずって共存できるわけない。忘れてはいけないのは確かだけど、もっと大切なのは未来だと思う。ともに響きあう。
実際、日本…
紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し平和を祈るコンサートを開くというプロジェクト。
困難を越え、オーディションに合格した若者たち、初めは激しい対立もあるが、世界的指…
パレスチナとイスラエル
この憎しみ合いが
この映画に出てくる
「普通の人たち」を見ててもよくわかります。
双方いい分はもちろんたくさんあるよね。
ガザ地区の戦闘に心が痛みます。
実話ベースらし…
このレビューはネタバレを含みます
イスラエル側とパレスチナ側が仲良くなった描写が薄くて、それ以外の描写が全部良かったからすごく勿体なかったように感じたけど、何か見落としてたかなぁー。
日本人にはあまり縁のない、国境を超えた様々な歴史…
バレンボイムと米文学者エドワード・サイードが設立したウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団をモデルにしているが、指揮者のスポルクの両親はナチスの設定(バレンボイムはユダヤ人)。
個人的な恨みはな…
現在進行形でパレスチナに起きている虐殺のことを思うと、映画の元になった楽団員たちが今どこでどう暮らしているのか、彼らの無事を願わずにはいられない。音楽という同じ志を持つ若者たちが、相手を激しく罵る姿…
>>続きを読む© CCC Filmkunst GmbH