このレビューはネタバレを含みます
若き司祭がひっそりと村にやってきたとき、胸に響いてきたのは「なんて真っ直ぐな人だろう」という共感。
村人に無視され、体調は悪化するなかで、彼が日記に書いた「僕は何も間違っていない」という言葉が、彼に…
後期の作品に比べると、まだモデル(ブレッソンの言うところの俳優)が多少なりとも演技してる感があり、逆に新鮮でした。
ラース・フォン・トリアー監督の作品で『アンチクライスト』というタイトルの映画があ…
このレビューはネタバレを含みます
エンディングの意味
ロベール・ブレッソン監督の作品は、この作品ともう一本、「罪の天使たち」しか観たことがない。従って、二つの作品のストーリーは似ているなと思うものの、それが偶然なのか、ブレッソ…
突き刺さるような痛み。苦悩の果てに見たものは、絶望の縁にある信仰のようでいて、死を受け入れる事で得られる安らぎのようにも感じる。繊細なモノクロームの映像が孤独を際立たせ、美しさと哀しさが背中合わせに…
>>続きを読むブレッソンの長編第3作だという。傑作の誉れ高いブレッソン作品は『スリ』(1959)や『ラルジャン』(1983)しか観たことがなかった。これまであまりブレッソンに感心したことがなかったのだが、本作『田…
>>続きを読むまとわりつくような重い空気は一貫しており、それでいて美しく、震える程にスタイリッシュなブレッソン作品。魂の叫び。
2000年アメリカドラマ『ギルモアガールズ』にハマり(なんとシーズン7まで!)、作…
ロベール・ブレッソン監督作品!
ブレッソン作品をスクリーンで観る喜び。
昨年は『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』もリバイバル公開されて喜んで劇場へ駆けつけていた!
作品はどれも面白くて…
© 1950 STUDIOCANAL