田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版』に投稿された感想・評価

Juzo
5.0

このレビューはネタバレを含みます

若き司祭がひっそりと村にやってきたとき、胸に響いてきたのは「なんて真っ直ぐな人だろう」という共感。
村人に無視され、体調は悪化するなかで、彼が日記に書いた「僕は何も間違っていない」という言葉が、彼に…

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後期の作品に比べると、まだモデル(ブレッソンの言うところの俳優)が多少なりとも演技してる感があり、逆に新鮮でした。

ラース・フォン・トリアー監督の作品で『アンチクライスト』というタイトルの映画があ…

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このレビューはネタバレを含みます

エンディングの意味


 ロベール・ブレッソン監督の作品は、この作品ともう一本、「罪の天使たち」しか観たことがない。従って、二つの作品のストーリーは似ているなと思うものの、それが偶然なのか、ブレッソ…

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大体、生きてる大半は死について忘れてる
だけどこの映画を見てる時間は、いつか必ず死ぬことを忘れることができずにいる
kikki
4.3

突き刺さるような痛み。苦悩の果てに見たものは、絶望の縁にある信仰のようでいて、死を受け入れる事で得られる安らぎのようにも感じる。繊細なモノクロームの映像が孤独を際立たせ、美しさと哀しさが背中合わせに…

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4.5

ブレッソンの長編第3作だという。傑作の誉れ高いブレッソン作品は『スリ』(1959)や『ラルジャン』(1983)しか観たことがなかった。これまであまりブレッソンに感心したことがなかったのだが、本作『田…

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まとわりつくような重い空気は一貫しており、それでいて美しく、震える程にスタイリッシュなブレッソン作品。魂の叫び。

2000年アメリカドラマ『ギルモアガールズ』にハマり(なんとシーズン7まで!)、作…

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めめ
4.3
2021
これがなんだかわからないけど忘れられないほど大好きな作品。明るい気持ちになれる瞬間が一瞬もないほど暗い、そもそも画が暗いので明るくなりようもないのだが、この起伏のない暗さがとても好きでした。
4.1

ロベール・ブレッソン監督作品!

ブレッソン作品をスクリーンで観る喜び。

昨年は『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』もリバイバル公開されて喜んで劇場へ駆けつけていた!
作品はどれも面白くて…

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5.0
小説で読んでも分からなくて映画でも分からなくて挫折した。でもレビュー見てると分からない人多くて安心した😮‍💨

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