申し訳ないけれど、映画中は正直やや退屈していたの。それなのに...劇場を出てからずっと反芻しているのは本作。思えば、観劇中もずっと、自分ならどう思ったか、彼らの何に胸を打たれるのかを考えていた。ヒリ…
>>続きを読む1969年夏、黒人音楽の祭典”ハーレム・カルチャラル・フェスティバル”
いま存在する様々なジャンルのベースが彼らにあること、音楽がただの娯楽以上に社会活動的な役割を果たしていたことを痛感するドキュメ…
1969年の黒い夏。
ハーレムのベイスメント・テイプス。
抑圧と解放。
スティーヴィーの黄色いシャツ。
ゴスペル。
神。
コミュニティ。
ニーナ・シモンの横顔。
スライの狂気。
ギル・スコット・ヘロ…
今考えるとありえないラインナップがブロンクスに集まったときの映像を当時の観客や裏方のインタビュとともに振り返るドキュメンタリー。
この時期のニーナ・シモーンの神々しさに潜む苦しみを再認識できる映像に…
もうすぐ夏フェスの季節だけどそのはしりはウッドストックのコンサートだけど同じ頃ニューヨークのハーレムでカルチャーフェスティバルが行われた、実質的にはブラックミュージックのフェスだった、映像も撮られて…
>>続きを読む「俺は普通の人間だ」
「俺らは美しい、誇りがある」
当たり前が当たり前でない時、自分達の背中を押してくれる存在は希望であっただろう。
音楽が人に与える影響は本当に計り知れないなとこの手の作品を見る…
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