マールタ作品3つ見てみて今のところ『ナイン・マンス』がダントツ良かった。
この作品では登場人物たちに全女あるあるを重ねて見るのが難しい気もする、、
けれど、私も熟年になればまた感じることが違うだろ…
何がと言われると難しいのだけどとても良かった。人物の顔面の撮り方がとても美しい、照明がいいからなのか。窓辺で柔らかく微笑みながら話を聞いてくれるアル中おじさんの顔面を照らす西陽、無言ですべてを目撃し…
>>続きを読む今作のモノリリリとヤンノヴィツキの夫婦もばっちり素晴らしい。アル中夫に何度も愛想つかしながらセックスが良いのでなかなか別れられない。納得いかなきゃクソ上司にも尻出すアッパレなモノリさんと、ほんと口だ…
>>続きを読む「メーサーロシュ・マールタ監督特集」3本目。
セックスでしか愛されてると思えないユリだが、それでも夫には愛は通じない。
そもそも全員「愛してる」といいつつ、ほんとに愛してるのかわからない。
怖…
仕事まじめで家族思いのマリが無軌道で情緒不安定ながらも切実に生きようとしているユリに感化され、徐々に変化していく。クレヨンしんちゃんのごとく出されるお尻、20年間夫一筋のマリが夫以外の男とキスした後…
>>続きを読む『ナイン・マンス』のヤン・ノヴィツキとモノリ・リリが同じ役名で出演しているので、精神的続編のような作品。
ヤーノシュとユリは夫婦であり、しかもヤーノシュは家父長制が生んだカスというよりは酒に溺れて…
酔い潰れたマリが、ユリとその夫ヤーノシュに介抱されながら列車に揺られるシーン。自宅で酔い潰れたヤーノシュを罵倒するユリをマリがなだめ、二人で介抱するシーン。これらのシーンにみられる三方関係で、奇妙な…
>>続きを読むメーサーロシュ・マールタ監督特集にて。
工場寮の責任者を務める中年女性のマリは、彼女の働き方を好ましく思わない偏狭な夫フェリとの結婚生活に息苦しさを感じている。フェリはモンゴルに1年間単身赴任が決…
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