この閉塞的な社会での人間関係の淀み、肌で感じてきたものを思い出し田舎出身の私には結構きつい。
『闇のバイブル』のヤロスラヴァ・シャレロヴァー。相変わらずあの眼はこちらの気持ちをざわつかせるような…
ハンガリー映画。
平気で彼女の前で他の女の子とキスしちゃうような青年と、イケメンチェロ奏者の間で揺れ動く女の子の物語。口数の少ない女の子が見せる表現、行動がなんかもうセリフないだけに余計伝わるとい…
ヒロインの美少女が見覚えあるなー、でもハンガリー映画なんてそんなに観てないはずだけどなー…
って思って、観終わってから調べたら『闇のバイブル 聖少女の詩』に出てた美少女だった!
1970年の映画…
このレビューはネタバレを含みます
ヤロスラバシャレロバがめちゃんこ可愛い。浮気しちゃう私も愛して的なわがままさが妹妹してて良い。しかし、これ乙女の幻想なり。相手が悪かったら刺される超危険行為、自分にはこんなデンジャラスな恋は恐ろしく…
>>続きを読むユリはあまり多くを語らないがずっと何か言いたげな表情をしていて、「何が不満なんだ?」と急き立てる婚約者から逃れようとしている。
全編に音楽が流れておりその曲の歌詞は登場人物の心情を代弁しているようで…
若者たちの若さの刹那的なキラメキをありのままパッキング…とはいっても、当の本人たちですら10年も経って見返せば絶対に小っ恥ずかしくてたまらないだろう、というぐらいのやりたい(ヤリたい)放題ぶり。そし…
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