コンパートメントNo.6の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『コンパートメントNo.6』に投稿された感想・評価


旅をする映画は好きなので、ハンディで揺れる画の撮り方も相まって、良。

目下、ロシアの世界最北端駅・ムルマンスクにあるペトログリフを見に行くという目的と6号車で乗り合わせる男性を描くシンプルな構成…

>>続きを読む

迷いがあり、苛立ちがあり、失意がやってくる。行き場もなく、帰る場所もなく、だから成り行き的に進んでいくしかない。わたしは/僕は/あなたは/彼らは、何を求めていたのだろう。そもそも、何かを求めていたの…

>>続きを読む
園
-
セリフが少ない分、人物の身の上は詳細にわからないけれど、それも余白になって演技の中で変わっていく人と人の距離が丁寧に紡がれていてよかった
FranKa
5.0

雰囲気がとても素敵な居心地のよい作品、そして鑑賞体験だった。

(1) 列車一人旅は青春の代表的なイベントだと思っていたが、少し落ち着いた世代が、若さから老いへと移行するタイミングで経験する列車一人…

>>続きを読む
旅の中の一期一会、その瞬間の出会いの尊さを感じる作品だった
見進めていくほど、ラウラとリョーハに愛着が湧いた…
原作も読んでみたいな
ロシアの風景も観てて楽しかった
いつかこんな鉄道で旅してみたいなぁ
4.0
原作を読んだので。

原作は静かで、こちらは少しポップ。
どっちも好き。
krr
4.8
今年の誕生日映画
いま観れてよかった、24歳の目標ひとり列車旅

普通の恋愛映画とは異色のオーラがある
(今作を恋愛映画とは呼ばないかもしれないが)
ラストの手紙を読んだ時、何かを考えた後に意味あり気に笑うシーンが切ない
言語化しきれない感情に陥った

旧作ばかり…

>>続きを読む
nova
4.5

ラストシーンで思わず涙。別れは切ない。これでよかったんだよねって心に言い聞かせる。ユーリ・ボリソフさんがとても魅力的。アノーラの時と同じ嘘のない純粋な優しさ。しかしあの狭い寝台列車で見知らぬ男と一緒…

>>続きを読む
yuca
4.5

ペトログリフ、本当に見たかった?内なる自分自身に問いかける。
そのまなざしだけが愛しくて、それ以外は外見だけの中身が何もなかった。不器用な優しさや、無骨な美しさなどを知る。
それは列車に同乗しただけ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事