旅をする映画は好きなので、ハンディで揺れる画の撮り方も相まって、良。
目下、ロシアの世界最北端駅・ムルマンスクにあるペトログリフを見に行くという目的と6号車で乗り合わせる男性を描くシンプルな構成…
迷いがあり、苛立ちがあり、失意がやってくる。行き場もなく、帰る場所もなく、だから成り行き的に進んでいくしかない。わたしは/僕は/あなたは/彼らは、何を求めていたのだろう。そもそも、何かを求めていたの…
>>続きを読む雰囲気がとても素敵な居心地のよい作品、そして鑑賞体験だった。
(1) 列車一人旅は青春の代表的なイベントだと思っていたが、少し落ち着いた世代が、若さから老いへと移行するタイミングで経験する列車一人…
普通の恋愛映画とは異色のオーラがある
(今作を恋愛映画とは呼ばないかもしれないが)
ラストの手紙を読んだ時、何かを考えた後に意味あり気に笑うシーンが切ない
言語化しきれない感情に陥った
旧作ばかり…
ラストシーンで思わず涙。別れは切ない。これでよかったんだよねって心に言い聞かせる。ユーリ・ボリソフさんがとても魅力的。アノーラの時と同じ嘘のない純粋な優しさ。しかしあの狭い寝台列車で見知らぬ男と一緒…
>>続きを読むペトログリフ、本当に見たかった?内なる自分自身に問いかける。
そのまなざしだけが愛しくて、それ以外は外見だけの中身が何もなかった。不器用な優しさや、無骨な美しさなどを知る。
それは列車に同乗しただけ…
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