コンパートメントNo.6の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『コンパートメントNo.6』に投稿された感想・評価

マチ
3.4

運命と呼ぶにはあまりに不格好な、お互いの人生の1ページにも満たない時間の、美しいめぐり合わせ。

寝台列車乗ってみたいなあ、何日も列車で寝泊まりするのも憧れる。
淡々と緩い絶望を抱えている2人が出会い揺れながら近づいていく…という感じ。雰囲気は好きでしたが後半の展開がすこし残念に感じた。
4.3
なにかドキュメントを見てるような気分。
緩いなにかに現実味もあって刺激的ではないけどたまに見たくなるような作品。

言葉や表情より、行動や風景から感情を追わなくちゃいけなくて、色々戸惑いがちだった。
登場人物が何がしたいのか、何で嬉しかったり怒ったりするのかわかりにくいのは、多分本人たちも自分で自分の感情を把握し…

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レオ
3.6

ロシア人男性のステレオタイプみたいな男と、フィンランド人女性の物語で、なんか非常に想定通りの話で特に驚きはなかった。
ビデオカメラを盗まれた様は、フランスの電車でカメラを置き忘れてしまったことを思い…

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K
3.5

「どこへではなく何から逃げているかを知れ」。ペトログリフ(岩面彫刻)。過去を知れば現在を容易に理解できる。フィンランド語。ハイスタ・ヴィトゥ。こわばったような表情が多い中、それがほぐれて笑顔になる様…

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北欧オフビート。何気にクィア要素も。旅に同行する『水どう』系なとこもあるが非常に淡々としている。恋人を愛しているが、その日常に馴染めない。側に来てほしいと願いつつ、実際接近されるのは怖い。子供みたい…

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saki
4.3

ユーリーボリソフが良すぎる。
途中でアノーラの人だ!となって名前を調べた。

最悪な出会いから、何回もすれ違う中でお互いのことを理解していく。ずっとみたかった映画だったけど、期待通りよかった!こうい…

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映僧
3.7

地味だし、すごく良い!とはならないけど、ほんのり優しい気持ちになれる映画。
派手さだったり華々しさがないからこそ魅力的な映画。

最初は全然楽しくないし、旅に出たら出たで鬱陶しい男が相席だし、クソお…

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komono
4.5

考古学を学ぶラウラはペトログリフ(岩絵)を見るため列車での旅に出る。一緒に行くはずだったが仕事で行けなくなった恋人に旅先から電話をかけても彼女の心が遠のいていくのを感じるばかり。列車で同室になった男…

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