さすがトルナトーレって感じの映画。
長いし、寓意的な場面が多いし、とくに山場もないし、マーク数が少なかったり点数があんまり高くなかったりする理由もすごくわかる。序盤からものすごいスピードで物語が進む…
2012/3/3鑑賞(鑑賞メーターより転載)
名監督ジュゼッペ・トルナトーレが、自らが生まれ育ったシチリアの街を舞台にして作ったある男一家の数十年にわたる物語、というか彼とシチリア人の記憶と郷愁に訴…
1人の男の人生を見させてもらった。
最後のつながりが良き。
うまく言えないけど、視覚に刺激が走った。なんだろう、リアルな部分を隠さず、あえて当たり前のように、出すことによって、自分の考え方の凡人さ…
起承転結や物語の巧妙さを楽しむものじゃなく、映画一本を、登場人物に起きた出来事を、それらを純粋に観る。
人生だってそんなもの。
話が綺麗に進むわけではない。そのときどきの出来事、一つ一つの集約。…
最初シーンがコロコロ変わるし、時間もどんどん進んでいくし、どれが誰か分からなくなり、途中から再度2倍速再生(笑)
ペッピーノが恋に落ちていく辺りから話のテンポが落ち着いて、そのまま終盤まで観たけど、…
ジョゼッペトルナトーレ監督が自らの父親の人生をベースに故郷シチリアへの郷愁をたっぷりに詰め込んだ一大絵巻物語。監督自身の生き写しとも言うべきキャラクターも主人公の次男として登場するあたり、自伝的な作…
>>続きを読む