1941 モスクワ攻防戦80年目の真実の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「1941 モスクワ攻防戦80年目の真実」に投稿された感想・評価

LeeDalya

LeeDalyaの感想・評価

4.0
モスクワ防衛戦に兵力不足で急遽駆り出された士官学校生たちの史実をもとにした戦争劇。社会主義映画っぽい「健全」な作風であり、感情移入できる人物も特定しにくいが、戦争、特に(対)戦車戦を描かせるとロシア映画の右に出るものなし。『T-34』もそうだが、独ソ戦を戦った経験から得たのであろう歴史的考証や思い入れの分厚さが滲み出る。
タイトルから分かるように第2次世界大戦の戦争映画だね。

その際のロシアでのナチス軍との戦いを描いたロシア映画だ。

正直、ロシア映画と聞くと観るテンションが少し下がるが、切れ味のある戦争映画は時々あるのも事実。

少し前の「T-34」なんかも面白かった。

で、冒頭の感じから今回も戦車部隊を描いているかと思いきや、砲台?の部隊ってのが少し新鮮だ。

あんなレトロ感のある大砲が、戦車を一撃で仕留めるのは驚いたし痛快だ。

徹甲弾?あれ、すごいなっ

戦争のシーンはかなり本気度が高く、最前線ともなると生きてるのが不思議なくらいに容赦ない戦況をリアルに描いている。

物量の多さもすごい。ロシア映画、やるなぁ~~

ただ、ストーリーがダメだ。

群像劇ばりに多くの人間関係を散らかすが、あまり有効に描けていない。

そもそも、名前が覚えにくい、顔の見分けが困難というのもある。

恋愛にしても友情にしても家族愛にしても、描き方に深みがまったくない。

激しい戦闘シーン→そして浅いドラマを漫然と繰り返す。

少し眠くなったzzz

ラストだけは少しジーンときたけどね。

まぁ、これが実話で、ロシアを救った天王山に学生の決死の戦いがあったという事実は心が揺れる。

だったらもっとシリアスに描いてもよかったのかなぁ。

主人公のラブロフのキャラが軽いせいか、どうも全体的に浅い仕上がりになってしまったのが残念だ。
レビュー数少ないな?!そこにびっくりした。

1941年のモスクワ攻防戦の真っただ中、人手不足を埋めるべく動員された兵学校の学生たちに襲い掛かる死闘を描く一本。
わたしも(多くのレビュー同様)攻防戦の知識は「T-34 レジェンドオブウォー」によるところが大きいから、ずっと「彼らが頑張ったとて…」ってズーンとしながら観てたし実際そうだもんな…
やけにスローモーションが多用されるとこが若干仰々しかった。
kcxtaka

kcxtakaの感想・評価

3.0
戦闘シーンは迫力があり良かった。ストーリーはプロパガンダ色強め。
磨

磨の感想・評価

3.7
第二次世界大戦の流れを変えたとも言われる『モスクワ攻防戦』。この戦いに送り込まれた若き士官候補生たちの姿を描いた戦争映画。

ロシアの戦争映画と言えば(僕の戦争映画好きに火をつけた)『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』が有名だけど、さすがにあんなウルトラエンタメじゃなくかなりリアルな戦争を描いている。

本作は近年ロシア国防省が機密解除した文書&資料を基に脚本を作成。それに基づき、実際に戦闘があった場所に道路や橋を再現し、戦車や大砲などは博物館に保管されている本物を使用したという。リアル志向はかなりの本気度。

実際はナポレオンと同じくナチスが冬将軍の早い到来に苦しんだ事や、日本を牽制する為に極東を防衛していた極東軍がシベリアから増援に駆けつけた事なども大きいが、プロパガンダ映画の側面を持つ作品にこんな情報入れる意味はないか。

とにかく濃厚な内容で、リアルな戦闘を描きつつ若者の友情や恋愛も描く152分はまったく飽きない。やや登場人物が多すぎて困惑するが(あれ、あの人死んでなかった?と思う事も…笑)、未来あるたくさんの若者が無惨にも命を散らすという捉え方もでき、意味のある描き方ともいえる。

戦争映画としても楽しめるし、エンタメ的にも面白い。上記の通り作り込みも半端なく、やはりロシア映画は堪らない。


ちなみに「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」の最初のIII号戦車との戦闘はまさにこの最中、11/27の出来事という設定らしい(そしてイヴシュキンが捕虜にー)



“世界の運命を変えた”とポスターにある通り、WWIIの流れを大きく変えたとされるこの戦い。大きくは12月8日、ヒトラーの命で攻撃から防御に徹する事になり、退却を開始。という事は、この時点で枢軸国側から連合国側へ風向きが変わった事になるが、世の中にはその同日にアメリカ・イギリスに対して宣戦を布告した国があるらしい。

まぁ、余談ですが。
久しぶりに観たソビエト映画。エンタメ度高め、登場人物キャラ立ちしてる、戦闘シーンかなりの迫力、テンポよし、青春ありとマイナスポイントが少なく良くできた作品でした。ただ、おもいっきりロシア目線の作品でナチスはあくまで害敵な対象なのでそこは観る人の国や人によって変わると思います。あんな衛生兵美女いたらあの何百人といる兵士みんなアプローチしてくるやろう、とツッコミながら観てました。
どらみ

どらみの感想・評価

3.5
ナチスドイツから首都モスクワを死守せよ!
若き戦闘経験皆無の士官候補生や看護師が大量に送られた
”モスクワ攻防戦”の真実を大迫力の映像で再現する
若くして亡くなった士官候補生の慰霊もあるのだろうが
英雄として描く語り口が古い
自己犠牲を美しい事と描くのは嫌い

市民の視点で戦争の恐ろしさを描いた
モスルと続けて観たから尚更感じたなぁ
ロシア産の作品
凄まじい戦争映画でした!

ソ連軍バンザイの国策映画に近い作品なので、ロシア軍が協力しているのか、戦闘シーンの迫力は凄まじく、実際の武器や戦車がけっこう使用されている感じでした。
戦車大好きのミリヲタであれば、戦闘シーンだけでご飯3杯イケます。
ロシアの広大な大地に、塹壕や当時の民家まで完全再現して、実際の車両や火薬を使い、それをドローンで撮ってるので、まさに当時の実戦を観ているような迫力でした。
個人的には、1917を超えるクオリティ(CGはあちらの方がスゴいけど、こちら実際の車両を多数使って撮影してる)でした。

看護兵として、女性が前線に動員されていた事実も描いていて(ロシアの女優さんはおキレイです)、女性が前線で戦死するシーンもあり、さすがロシアの作品だと思いました。

今回、びっくりしたのが、字幕のクオリティ!字幕の中に当たり前に「駐鋤」というワード(野砲の後ろにある滑り止めの鋤)が登場するので、かなり軍事に詳しい人が監修しているのかなーと思いました。

上映館はあまり多くないですが、ミリヲタなら見た後に感想を3時間語れると思います!
ミリヲタや小林源文好きは、必見の作品です!!
para

paraの感想・評価

3.9
1941年 ナチスのモスクワ侵攻と防衛するソ連。
苦戦するソ連は兵力不足を補うために、将来を嘱望されたエリート兵の卵であるポドリスク兵学校士官候補生をやむなく前線に送ることとし、、、、

史実に基づく作品。

戦車を含む武器や装備は一部当時の本物を使用したとのこと。(ドイツのはティーガーかな?)
ソ連側は戦車部隊(T-34もちらっと)ではなく、兵学校ということで移動式砲台がメイン。

恋愛話も盛り込みながらの群像劇で、戦場は臨場感溢れる迫力のある画。
当時の航空写真から村や道路、橋、川を再現。
ポドリスク兵学校の捨て身の活躍はモスクワを守っただけでなく、戦況を一転させたこともあり、偉業とされているそうだ。とはいえ、甚大な犠牲の上の偉業を考えると…
どこの国の戦争も戦地で犠牲になるのは若者で、お国のために挺身する姿は胸が痛む。
ポドリスク兵学校の学生達への鎮魂と追悼を込めた作品。
(ソビエトプロパガンダも含む)

エンドロールの音楽がとても素晴らしかった。
T-34のような楽しいエンタメではありませんが、見応えあり。
1941年、ドイツの侵攻によりモスクワ陥落の危機に瀕したソ連軍が訓練中の学生兵3500人を前線に送り込んだ実話に基づく話。

戦闘シーンが激しかったからなのか、仕事帰りに観たからなのか、劇場の空調が暑すぎだったからなのか、見終わってどっと疲れました😅

若者たちの群像劇的な趣きもありましたが、日本でも学徒出陣があったように、戦争の数だけ似たような話は沢山あるのでしょうね。

友情、恋愛、家族愛等、ドラマ部分の描き方は多少ありきたりな所もありましたが、このモスクワ攻防戦の事実も含め、ロシアで最近解禁されたという機密を基に、博物館保管の実際の当時の兵器や戦車などを使用したという戦闘シーンは迫力がありました。 ハラショー

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