硫黄島の戦いを日本兵視点から描いた『父親たちの星条旗』の姉妹作。
アメリカ映画ではあるが、日本の描写に違和感がない辺りはさすが。
死を美化しない描き方がとても良かった。
登場人物それぞれの考え方…
クリント・イーストウッド監督作品。
日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた人間ドラマ。
アメリカ側の視点の「父親たちの星条旗」と二部。
渡辺謙演じる栗林中将の人間味と戦略、二宮和也や加瀬亮らが演じる兵士…
『永遠の僕たち』に引き継がれていそうな亡霊的な加瀬亮に見とれる。影を濃密に描写する暗い画面作りのなかで敵味方どちらかも分からなくなり恐ろしい。二宮和也ってイーストウッド映画に出てたんだね…演技も悪く…
>>続きを読むこの題材、この視点の映画を、日本ではなくアメリカで作られてしまったというのが悔しい。イーストウッドは当時既に70代半ば。あれから20年近く経った今も傑作を出し続けているのだから恐れ入谷の鬼子母神。(…
>>続きを読む午後ローにて鑑賞。
敬愛するイーストウッド監督の作品ということで心配はしていなかったが、アメリカの制作陣たちが日本軍を描いたにもかかわらず、すごく誠実な作品だと感じた。
生きること。これこそが尊…
生きて祖国の地を踏めぬと思え。
80年という節目にこの映画を見れたことを光栄に感じる。
これまで見てきた戦争映画の中でトップクラスに生々しい。
ヒロイックな戦闘や展開は全く無い。
ただそこにあっ…
このレビューはネタバレを含みます
人生の節目?
金の羊毛?
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5日で終わるとされた戦いを、36日間戦い抜いた男…
【先人への感謝】
クリント・イーストウッド監督が、硫黄島で米軍を迎え撃つ日本軍の視点で描いた本作の凄いところは、両軍の攻防するシーンを二作品が共有して、双方の戦略的思考を有機的につなげていること。…
このレビューはネタバレを含みます
人が殺されるシーン、殺すシーン
殺された人がしっかりと映っている。
映すことは悪いことでは無いと思う。
映せばいいという問題ではないが、この映画での演出は素晴らしいと思った。
当時の思想に没入するこ…
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