第34回 東京国際映画祭 鑑賞10作目
2021年のTIFFでは、計3作のフィリピン映画を鑑賞し、いずれもダークな作風でしたが、どれも大変印象深く、記憶に残る作品でした。
とりわけ本作の描く"若者…
TIFF9本目
『復讐』までの前置きがちょっと長いかな…
登場人物が多くて、誰が味方で誰が敵なのかちょっとわからなくなった。
それにしても、公権力と金がモノを言うフィリピン社会の描写が酷すぎたけ…
スラム街の青年が、表の顔は地区選挙の若手候補者、裏の顔はスラム街でバイクの闇取引を仕切るボスに復讐を期す。
またまた公権力の不正と貧民層のをテーマにしたブリランテ・メンドーサらしい緊迫感のあるクラ…
フィリピンのスラム街に蔓延る、若者の格差、汚職と腐敗し切った政治。
所々に入るラップの詩がすべてを物語っている。
政治家一家の配下、裏の窃盗組織に属する一人の若者の運命をサスペンス調に描く。
何…
バイク泥棒の青年と、元締め組織との非対称戦争。
ブリランテ・メンドーサ安定の、貧困&暴力&汚職のコングロマリット。過去作『ローザは密告された』他より諸々巧緻化したウェルメイド感がしかし、メンドーサ…
映画『復讐』
@東京国際映画祭
フィリピン
監督はフィリピンのブリランテ・メンドーサ。
ドンドン闇にハマっていく主人公。ハラハラドキドキ見せてくれる犯罪劇。
ラップ・バトル、ネズミ駆除で小さ…
汚職、犯罪組織、暴力...フィリピン社会の闇から目を逸らさず描き出す。映画を通じて流れる民衆の叫びが詰まったラップが全体に躍動感を与えている。映画の中の世界が非常にリアリティを持って眼の前に迫ってく…
>>続きを読む直前までドタバタでおそらくファーストカット見逃す大惨事。主人公がまったく父親にも夫にも見えないのはなんでだろうか。俳優の線の細さか、バイク泥棒の仕事のせいか。やってることは大人の悪い世界を覗いたばか…
>>続きを読む©Cignal TV, Inc.