家畜、乳牛、ホルスタイン
その姿を、こちらを叱りもせず、かといって目を逸らしもせず
時にはエンタメに寄り添う演出もはさみつつ目の当たりにさせてくれた
劇場を出てすぐ、ホルスタインの寿命、歴史、除角、…
牛のドキュメンタリーだ。
もちろん牛に感情移入できないことなんて分かっていて、喜怒哀楽を投影しようとは思わないけど、むしろそれゆえに何を見るのか、ということを常に考えながら見ていたと思う。
その仕草…
牛がもーと鳴く。続けて鳴く。
何を言いたいのだろう。
大きな瞳は物静かに、しかしハッキリと何かを見つめている。
これは1頭の乳牛に密着したドキュメンタリー。4年間の記録だというが、キャプションもナ…
ナレーションや説明を極力排したスタイルは
個人的に好みだがだからこそ主張が強い音楽が
かなり邪魔に思えてしまう。
結局観客に委ねているようで音楽によって
感情の導線がきっちり引かれているので
わりと…
農場で飼育されている雌牛のルマに密着したドキュメンタリー。とんでもなく強烈な生と死を見せつけられた。こんなにも牛の感情って伝わるのかと驚いたほど、子牛を連れて行かれた時の咆哮に切なくなり、焼印を入れ…
>>続きを読む効率化を追求すると、どんどん不自然なことになっていくのだな、ということを酪農の世界で目の当たりにした。こういった不自然なことは酪農に限らず、いろんなところで起こっているのだろう。
この映画の中の牛…
動物を撮ったドキュメンタリーは擬人化させてしまいがちだが、ナレーションすらも排除して徹底的に一頭の牛の目線で撮り続けている。
それゆえに、知能も感情も人間に劣らず有しているように見えてくる。じっと…
ドキュメンタリーになり得たところを、丁寧に牛主観の映画に仕上げた監督の技量に敬服するばかり。環境問題や食肉、乳製品など私たちの生活に密接に結びつくその実、"牛"については何も知らない。
>>続きを読む© A COW FILM PRODUCTION MMXXII © Cow Film Ltd & British Broadcasting Corporation 2021