ツツジが咲く散歩道と、Merry Christmasの文字が残る酒場"小説"。季節が混ざり合い、時間は生と死のあいだを漂っているようだった。「名前がかわいいわ ヤンヤン」「錠前がかわいいわ」…ホン・…
>>続きを読む長く疎遠だった妹に会うためアメリカから帰国したサンオク。妹と朝ごはんを食べ、散歩し、甥の店を訪れ、遅めのランチの約束に向かう。
静かに、でも確かに近づいてくる終焉
顔の前には天国が隠れている
妹の…
このレビューはネタバレを含みます
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人が死ぬ映画は好きではないのだが、この映画はとても大人っぽくて良かった。
たどたどしいギターの音色が最高だった。
そしてご丁寧にしっかりオチまでつけてくれた。
「人生の美しさは、すでに目の前にある…
店を出た後の傘をさす2人の背中のショットから最後のカットまでが特にすごい。
最後のカットでは
主人公はもうこの世の者じゃなかった。
これがたった1日の話。
信仰(理性)と欲(感情)、生きていること…
目下こちらとイントロダクションが自分が見た中ではホン・サンスの最新作なのだけど、こんなに深度の深いところに響く感じだったっけ?と(もちろん片翼には軽薄さも携えて)。時折聴こえてくる稚拙で辿々しいギタ…
>>続きを読む「元女優サンオクの死ぬことが近いことの葛藤から、死を自覚する心への移行する過程で見えるかけがえのない1日を映画化 」
長いアメリカ🇺🇸生活から、妹ジョンオクを訪ねて韓国へ帰国した元女優サンオク。理…
アメリカから突然帰国した元女優が、妹と再会、何気ない会話の中で、心の空洞と対峙しながら次の約束に向けて歩むホン・サンス監督の名編。
妹、映画監督、それぞれ長回しカットの淡々とした会話の中で、感情がギ…
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