2024年劇場鑑賞17本目。
LIVE ZOUND×RGB4Kレーザー。
ソ連のスパイではないかという嫌疑がかけられたオッペンハイマーの聴聞会と、その5年後のストローズの公聴会のモノクロシーンの2…
このレビューはネタバレを含みます
音楽は、TENETからノーラン映画続投のルドウィグ・ゴランソン。そんな気はしてた!
原爆が出荷されるシーンのBGMが、モーツァルトのレクイエム(涙の日)インスパイアだったのはよかった。
===感想…
この映画を日本人の私はどういう感情で観れば良いのだろう。
最後まで観に行くか迷った。
歓声の中、拍手が上がる中のスクリーンを見つめながら、静かに涙が流れた。
私は、あの映像を見ながら教科書で見た写…
オッペンハイマーが投下後に聴衆の前で"World remember this day"的なことを言っていたが、今日では日本国外では忘れられつつあると感じるので最強の皮肉だなあと。そういう意味でも戦勝…
>>続きを読む鑑賞してからしばらく時間が経ってしまった
登場人物が多いし予備知識がないと理解しにくいことも多いしノーランお得意の時間操作も盛り込まれててなかなか難易度高かった…けど、シンゴジラみたいな早口映画が好…
ノーラン、またすごい映画を作ったな。
本作は恐らくアメリカ映画史上、少なくともアメリカ資本の劇映画において最も原爆と真摯に向き合った作品だろう。日本の惨状を「オッペンハイマーの一人称視点」を理由に…
賛否両論あったというが、個人的にはアメリカ側から見た原爆の起源ということで勉強になった部分も多かった。この映画をきっかけに政治的な面だけでなく、発案から製造に関わった人への関心も高まったのではと思っ…
>>続きを読む雷雨の夜に誰も見えない向こう側の世界を見ていたのと同じく、あの屈辱的な小部屋でもずっと向こう側が見えてたのかな。
天才が最後に見た向こう側が、自分が開発した兵器で破壊されゆく地球って痛すぎるよー
と…
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