アルフレッド・ヒッチコック作品
 ヒッチコックの中ではかなり地味で暗い映画だけれどなかなか味わい深い作品だった。
 友人が人を殺したというのを懺悔室で聞いた神父は「宗教の戒律」によって警察にも…
殺人を犯しその足で教会へ行き懺悔するケラー。
ケラーの告解に動揺するローガン神父、
真実を供述出来ない故に容疑者となる。
元カノとの恋バナやら脅迫やら人間関係入り乱れ、
それでも神父は秘密を貫き通せ…
冒頭の、懺悔室を後にし自室で妻へ殺人を犯したことを告白するケラーの顔がほんまに悪魔に見えた。それに対する妻の白い綺麗な顔。
めまいとかサイコでも照明の使い方がいいなとおもたけど、このシーンは指折り。…
冒頭の陰影豊かな映像とケレン溢れる演出で一気に引き込まれてゆく。ヒッチコックお得意の巻き込まれサスペンスだが、本作の肝はタイトル通り、告白。殺人の告白、秘めた愛の告白、罪の告白。どれもが冒頭のサイン…
>>続きを読む殺人現場へ導くDIRECTION、椅子の背で見えない電話の顔、十字架を負うキリスト像の向こうへ彷徨う神父。構図がずっと格好良い。ズルくて弱いケラーみたいな人間こそ神の赦しに依らなけりゃ救い難い。他方…
>>続きを読むアルフレッド・ヒッチコック監督     ワーナーブラザーズ     U-NEXT
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   29/80
マイリストの中から。久しぶりにヒ…
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