今、私自身が似たような状況なので、家族に仕事をしていない事を告白するのが重い気持ち良くわかる。リーマンショック後の重苦しい空気感が懐かしく、こんな雰囲気だったなあと思いながら観ていた。
香川照之の…
株式会社タニタの総務課長がクビに。実在の会社名と庶民的な一軒家の描写で一気にリアリティを出す。人と人とは分かり合えないという徹底的な分断を描く。「お前、失業中なのか」の恐ろしさ。黒須家の空気。父親の…
>>続きを読む2008年に見てたら立ち直れないだろうな。不景気、リーマンショック、就職氷河期、大量リストラ。自分の身は自分で、という意識も芽生えてきた年代かもしれない。
2008年ってもう平成20年になるけどま…
黒沢監督の作風が好きでこの映画も好きですが、黒沢監督の作風を知らない人が観たら一体どんな感情を抱くのだろうかと考えてしまう
デヴィッド・リンチ監督作品やハネケ監督作品にもありますが、ごく普通の人が…