普段やり取りをしない妹から、「感慨深かったから観てほしい」と連絡が来たので観てみた。
見ていて心地良くはないし、イライラさせられる映画だった。
が、妹が言うように、「感慨深い」というのがこの映画に…
このレビューはネタバレを含みます
すごくずっと良かった。長い間見たかったものを見て良かった。本当に。異物であるということ。異物になったこと。もうずっと前からそこに存在している世界、赤黄青と草木の緑、そしてある異物としての焦茶、どれに…
>>続きを読む自分の死を知らせる為に、12年振りに家族に会いに行く決意をした男の話。
今の所グザヴィエ・ドラン監督の中で1番好きかも。
歪だらけの家族の中で、唯一家から飛び出して、毎回絵葉書を送ってたけど家族には…
握った手のひらに爪を食い込ませるような、そんな映画。
人が喋るって本当に愚かで、喋れば喋るほど分かり合えない。家族の不安がまた声を呼んで、黙ることができない人々のシーンに胃を掴まれる。
確かに自分…
疎遠にしていた家族に余命わずかであることを伝えにきた劇作家でゲイの次男。
人間ってたとえ家族であっても必ずしもわかり合えるものじゃない。でもそれが不幸かというとそうでもないかも。全編感情的で緊張感…
ギャスパー・ウリエルが2022年1月18日、スキー場で衝突事故に遭い、翌19日に死去。
37歳没。
そのニュースに悲しみながら最初に思い出したのが本作「たかが世界の終わり」。
劇場公開時、ギャスパ…
私のオアシスだったチネ・ラヴィータが今月で閉館するので、今グザヴィエ・ドラン特集をしています。ならもちろん行きます。
今日はこちらを観に行きました。
色々忘れてた!
家族だから言えなかったり、家族…
[] 30点
2016年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。グザヴィエ・ドラン長編六作目。12年ぶりに帰省したという主人公が、ついさっきまで一緒に生活してたくらいの温度感で家族喧嘩に巻き込まれる。玄関…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual