ふたりの女、ひとつの宿命に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ふたりの女、ひとつの宿命』に投稿された感想・評価

ノノ

ノノの感想・評価

3.9

夫の愛と引き換えに子どもを手に入れた女と産んだ子どもと引き換えに愛を手に入れた女。序盤はシスターフッドよりももっと強い恋人のような関係だった2人の女が1人の男と時代に狂わされていく。ふたりの女のクロ…

>>続きを読む
すい

すいの感想・評価

4.0

ナチス政権下でベルリン五輪が開催された1936年。裕福な実家、相思相愛の夫、悠々自適な生活を送っているように見えるスィルヴィアは不妊症。どうしても夫アーコシュの血を引く子がほしいスィルヴィアは友人イ…

>>続きを読む

おやおやこれはまさか、《パワーバランスが変わってゆく映画》と《誰かが段々おかしくなる映画》のハイブリッドじゃあないか。つまりわたしにとってはあいがけカレーでありエビフライのせカツ丼。Hoo!

WW…

>>続きを読む
のんchan

のんchanの感想・評価

4.0

メーサーロシュ・マールタ監督作品鑑賞5本目、とりあえずコンプリート。

イザベル・ユペール(当時26歳)は昔から多くの国の監督とコラボし続けているが、自身の初期作品の中でも重要作と位置付けているらし…

>>続きを読む
【詳述は、『アダプション ある母と娘の記録』欄で】
 歴史ものとしてパターンもしっかりしてるので、この作家の中では映画的には、くっきり魅惑的に伝わりくる。

結局unextで観れるメーサーロシュマールタ作品は全部観ることにした。特別好きなわけでも無いけど観る価値はある

今作はシチュエーションが面白かった。その後の展開は予想がつくけど、この監督はその中に…

>>続きを読む
Yuuka

Yuukaの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

誰も幸せになれなかった。

スィルヴィアのお金持ちゆえの傲慢さが見えて嫌な感じがしたけど、だんだんと夫の愛が自分から離れていくのをひしひしと感じる状況が辛い。あからさまに夫の心がイレーンに向かってい…

>>続きを読む
湯っ子

湯っ子の感想・評価

3.9

「前も後も霧。後には罪、前には夢」
繰り返されるイレーンの詩。

画面の真ん中にふたりの女。手前には花嫁のヘッドドレス、奥にはゆりかご。愛し合ったことは罪なのか、生まれ落ちた赤子に夢を託すのか。どち…

>>続きを読む
みんと

みんとの感想・評価

4.0

メーサーロシュ・マールタ監督2作目。

キャリア初期のイザベル・ユペールを主演に迎え、代理出産をめぐって変容していく2人の女性の関係と、戦争がもたらす残酷な宿命を描いたドラマ。

1936年。ユダヤ…

>>続きを読む
leyla

leylaの感想・評価

4.0

ハンガリーという国に生まれたことで苦労を強いられた監督が描く、2人の女性の生き様とファシズムの脅威。

ファシズムが台頭する1936年のハンガリー。裕福な令嬢スィルヴィアは不妊症で、友人イレーンに夫…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事