冒頭のベッドの上に並べられたポラロイドカメラの写真が何を意味するのか考えさせられた。
その写真を手に取り、ひっくり返し、何度も「やり直し」と口にし続けるうちに、その声の主の女性はヒステリックに写真を…
シュレディンガーの猫っていう話。
ただ家族を失ったのではなく、ほぼ確実に亡くしたんだけどまだ遺体を見れていないという特殊な状況下で、想像と現実を行き来して、気持ちに折り合いをつけていく日々を描くと…
受け入れられても受け入れられなくても、死による不在は常にそこにあって、耐えがたい空白がずっとついて回る。その苦しみから逃げるように、3人との思い出と訪れることのない未来について考えて、そして、ふと現…
>>続きを読む完全に彼女が家出したと思って見てたから、不思議な、切ない夢の中にいたような時間になった。なんとなくグレーに水色の氷のような糸を合わせて蝶々を編みながら見た。
家族がいなくなったことを受け入れられず、…
初めから持っていた違和感というかこうじゃないかという考えに途中まで確信を持つようなところがなく進んでいったが、その考えであっていたと分かってから見る映像にはクラリスの中でまだ信じてる気持ちと妄想して…
>>続きを読む「あぁ…そういうことだったんだ…」となってからは心がギュッとしてずっと苦しいです。こんな感情、『アフターサン』でも感じたなぁ…。
現実を受け入れられず、家族の理想の姿を妄想したり実際に関わっているよ…
- LES FILMS DU POISSON – GAUMONT – ARTE FRANCE CINEMA – LUPA FILM