勝手に逝った、あんたのために。
平庫ワカさんによる同名漫画を実写化したもの。タイトルになっているマリコ役を奈緒さんが演じ、主演のトモヨ役を永野芽郁さんが演じています。
物語としては、TVのニュー…
マリコの壊れた演技、壊れた笑いが本当に壊れているコマーシャルを見て興味を持った。
見てみるとたいして深みのあるものではない、どんでん返しや裏もない。
現代に蔓延する劣悪な家庭環境。
親からの暴力、性…
親友の遺骨を奪い、弔いの旅に出かけたシイナのロードムービー。
親に傷つけられ人に依存し生きることしかできなかったマリコ(奈緒)と、一見、逞しそうでやさぐれているシイナ(永野芽郁)...。
マリコ…
安っぽい雰囲気が逆にこの映画に合っていて、とても呑まれました。
マリコもシイちゃんも、かなり危うくて確かにこれは依存しちゃうのは分かるなと思いました。
そして急に現れた窪田正孝は何が裏があるのかと…
逆にこの安っぽくてシュールな雰囲気の演出が昔から虐待を受けて育った親友の死の重さを相殺して上手いこと儚さを出していると思う。
今を生きる主人公と主人公の記憶のマリコが交差するシーンが何度も描かれて…
突然ダチが死んだ。
壮絶な人生を送っていたマリコ
そのダチ(マリコ)の遺骨を抱えてシイノがひた走る。
マキオが完全に悟り開いてて、窪田正孝にしか出来ない所作がイケメン過ぎた。大丈夫か確認するくだり…
映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会