丁寧な(少し丁寧すぎる)会話、熱い(時にはくどい)議論でモノクロの中、人が出会い物語が進んでいく。
心の折れた作家が、銀幕から姿を消した女優を撮った短編映画、その行方や評価にも余韻を残す不思議な作品…
書かなくなったのか書けなくなったのかわからない小説家と、映画に出たくないのか出れなくなったのかわからない女優、自分でその状況を認めたくないだけかもと思う時もあれば、自分がどちら側なのか/またはそれ以…
>>続きを読むホン・サンス作品、どれを観ても撮りたい映画に好きな女出して映画監督としての冥利に尽きるなと思ってしまうけれど、好きな人を撮り続けたいとか好きな人をこんな風に映せてしまうのとか、全然ダメだけどそういう…
>>続きを読むホン・サンス映画っていつも"場所"になった気持ちで見てしまうから、登場人物が室内に入ってしばらく取り残された後で室内のシーンに突入すると「おっ、部屋に入れてもらえた!」って気持ちになる
>>続きを読むコロナとか、キムミニのこととか。
「自分の人生は自分で判断して生きるものよ」のシーンで大変満足して後半は気持ちよく寝た。ホンサンスのズームが心なしか元気なさげに映った。劇中に出てくるライカシネマ、か…
ホン・サンスにはめずらしく物語性のある映画。といっても、ナラティブはいつものホン・サンス節なので、一見なにを言いたいのか分かるような分からないような話がダラダラと続く。
小説が書けなくなった小説家…
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