次第に素性が分かる主人公・オリヴィエ。題名にある "息子" (原題:LE FILSも息子の意)はなかなか登場しない。やがてそれは "ある台詞" で観客に衝撃を与える。憎悪の対象となる人物を寛容できる…
>>続きを読む訓練校で木工を教えるオリヴィエのもとに、息子を殺した少年が刑期を終えてやってくる。
オリヴィエの決断には元妻でなくても正気を疑う。映画を観ている私は、彼の目つきや背中から、必死に彼の感情を読み取ろ…
ダルデンヌ作品ということだけで、なんの予備知識もなしで鑑賞
オリヴィエの日常を彼の目線で追うように映画は始まっていく
淡々と静かなした彼の日常から一転、元妻のセリフで彼の置かれた不幸で奇異な境遇が…
このカメラワークを眺めていると不思議とオリヴィエ・グルメの心情が伝わってくる。伝わるというか視線に入り込んでいくように、最初はこの男のことは理解できないと思っていたがいつの間にかするりするりと理解で…
>>続きを読む2回目の鑑賞。
職業訓練場で大工を教えているオリヴィエ。そこに5年前に息子を殺害した少年フランシスが入所してくる。
大工の授業を希望していたフランシスを一度は断ったオリヴィエ。
しかしフランシスの…
「ロゼッタ」で知った ダルデンヌ兄弟。結構好きかも。
いやあとても良かった。
分からないっていう感情が分かる。理由なんてあるのか分からないけど気になってしまう。
本当は遠ざけて自分の世界線の中に入…
個人的にはダルデンヌベスト。
この作品も徹底的にセリフが省かれる。必要最低限の台詞のほかには、5つくらいの短い小話が入るだけ。あとは、「木工現場」という特殊な空間の特殊な音響が作品を支配し、その…
カンヌ国際映画祭で男優賞を獲得したダルデンヌ兄弟の作品。主人公の息子を殺した少年が主人公の職場に新入社員としてやって来る話。
人の心を激しく揺さぶるヒューマンドラマです。映像も、演技も、物語の展開…