珍しい花の歌の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『珍しい花の歌』に投稿された感想・評価

抑圧から抵抗し歌を歌う花々の映画を、なおもトラクターの様にロシア検閲がナレーション妨害しているが、エネルギッシュで歌と風景はそれを物怖じしていない。
ジョージアの歌は力強い
検閲で無理くりソ連のナレーションをつけられた本作。オタールの意向で字幕はないです(せめてもの反抗か)花、牛、爺さん、トラクターで踏み潰し。メッセージ性が強い
Rin
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(別媒体から感想を転記)

2023/02/21
珍しい花の映像が次々に映し出される。ジョージアにもコスモスやスミレはあるんだ。監督の意に反して検閲によってナレーションが加えられたとのことで、粋な計…

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自分より背の高い草花に囲まれて、花びらを透かして手の甲を色とりどりに染め上げる光が万華鏡みたいにちらちらひらめくのを見つめながら、花々の濃密な精液のような匂いで鼻をいっぱいにしたい。そんな命の聖域に…

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写真集のような作品だった
すなわち映像である意義をあまり感じない
歌とラストの整地のシーンが撮りたいがための作品だろう
ssss
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一応?ドキュらしいけど後半の音楽と編集のバチバチ演出ヤバい。怒涛の花カットなんだけど…てかマジほぼ植物カットで緊迫感だすのかっこいい〜
花畑,牛歩き,クラシック,花連写,庭作り,押し花,金属紋様,カタツムリ,ハス,泣き,鐘,耕し,ロードローラー,地面ひび割れ花

ジョージアの美しい風景と美しいポリフォニー。
まるで花達が歌っているかのように映し出されてとても好き。

おじいさんの庭作りが素晴らしい。
そして、この地に根ざす植物が伝統工芸品のモチーフになって…

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PEA
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たとえ字幕が出ないとしてもナレーション無しバージョンのがまだ作品への理解があったかもしれないな
3.8

映像とモンタージュが花に命を吹き込む。それゆえ環境破壊、植物が踏みにじられる光景からは殺人と同等の暴力性が滲み出る。同時上映の『四月』にもやはり木が悲鳴をあげているようなシーンがあり、このメッセージ…

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