珍しい花の歌の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『珍しい花の歌』に投稿された感想・評価

RIO

RIOの感想・評価

3.8

コーカサスの山の斜面と青空の構図

青色が美しい

岩の上に置かれる草花たちの饗宴
本に挟んだだけの押し花のコラージュ

おじいちゃんは妖精だった

薔薇に菊 睡蓮とか日本でも見る花がたくさん歌って…

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花・押し花・彫金、そして花のモンタージュのリズム感・流れ、ギター弾き倒してるのと相まって、そこら辺とかよかった ただただ花、立ち込める雲なんかでハッとしてベニングが過ぎる、こちらはハイテンポだけど …

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イオセリアーニ映画祭2023で短編3本立てで初見鑑賞、野に咲く花が大写しで展開され、そうした花を大切に育てる初老の男性が出てくるだけでひたすら進むも、冒頭にソ連の検閲で勝手にナレーションを入れられた…

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Nao

Naoの感想・評価

3.0
カラーで花の映像が映される。監督の意向に反したナレーションのためあえて字幕をつけないという珍しい上映。映像は綺麗だと思いつつ上映時間は半分くらいが丁度良かったかな。アグファカラー。
ロメ男

ロメ男の感想・評価

3.7

花のモンタージュ。それは、ただ現在の美しさを伝えるだけでなく、押し花のように過去現在未来という時間軸を超越するものとして、花の美しさをより永遠のものにする。

その美しさをぶち壊す近代化。
あぁ無情…

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DD

DDの感想・評価

3.0
作品本体ではないけど、監督の意図に反してロシアの検閲により付けられたナレーションに字幕をつけないところに監督へのリスペクトと、日本で公開のために動いた方々の矜持を感じた。
大変良い。
ひたすら続く花のモンタージュと音楽(オーケストラからジョージアのギター音楽、コーラス音楽へ)。押し花をするときの老人の手の皺の深さが印象深い。花が車に潰されるところは『四月』の切られる大木を想起する。
「監督の意に反して検閲によってナレーションがつけられたので字幕は出しません」と言うのが、そういうことがあるんだと二重の意味で驚いた
pherim

pherimの感想・評価

3.5

“საპოვნელა” 🌼1959

めっちゃ、花。

丘陵地の森に暮らす造園家翁の暮らしを撮る、イオセリアーニ大学在籍中作品。

カラーフィルムが激高値だった時代にフィルム会社の宣伝かというほど花…

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Halow

Halowの感想・評価

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検閲によって削られるのではなく、ナレーションを足された珍しい映画。露骨に反機械化を表現した場面があり、当時の時勢でよくできるなと感心した。

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