2023-065
見るべき映画。
年代は前後するものの、毎回同じ罪状で刑務所に戻る主人公。静かに、ブレることなく、自分を偽ることなく。世の中が変わったラスト、大切な人のそばにいるために意識的に犯罪を…
凄く、凄く凄く、心に残る、心を静かに揺さぶられる、人の心にある炎が揺らめていて消えかけてでもまた強く灯されるのを見せてくる、そんな映画だった。何と言えば良いか全然うまく出てこないのが悔しい。何度か泣…
>>続きを読む余韻がやばい。根底はどーしよーもないヤツらが
どーしよーもないなりに自分のあり方を少しでも見いだしていくんだけど、自分にも大いに通じるところがあって、でも共感するってほど感情移入するわけではないんだ…
これはメチャクチャ良い映画だった。観るかどうかの当落線上の映画で、観ない可能性の方が高かったけど、観て良かった。
しかしこの作品、全体の98%が刑務所内の話で、その刑務所内だけで物語が終わっても「…
やっと観れた。素晴らしかった。
最近観たライナー・ヴェルナー・ファスベンダーの作品とも関連している本作。
1945年、ドイツ。同性愛禁止の刑法175条のため同性愛者のハンスは投獄される。そこ…
刑務所を舞台に進む主人公ふたりの姿に、『ひとを想うとはなにか』『他人を支えるとはなにか』を考えさせられる作品。
作中に「まるで家みたいだ」というセリフが登場するように、登場人物の抱える本質的な課題…
ものすごい作品だよ、これは。
第二次対戦後のドイツ。同性愛が刑法で禁じられ、見つかった者は罰として投獄されていた時代。といってもそんなに昔の話ではない。
主人公ハンスは何も罪を犯していないが、同性…
1968年。公衆便所に仕掛けられた隠しカメラの前で情欲の交歓をする男たち。その映像は法廷での証拠だ。裁かれるのは刑法175条/男性同性愛行為と獣姦を自然に反する淫行として処罰する/に抵触した主人公ハ…
>>続きを読む©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions