白黒無声映画だが、セット(と言えばいいのかな)が摩訶不思議で、妙にサイケデリックな世界観。
チェザーレがやたらとスタイルが良く、セクシー。
どことなく『時計じかけのオレンジ』っぽさを感じた。ガリガリ…
とある事情があり再鑑賞。
大学生の時、“ドイツ表現主義特集”みたいなので観たなぁ…。
こんな映画がすぐ観れるのって凄い事だなぁ。
今の目で観れば物語の繋ぎ方とかそりゃ雑だけど、充分楽しめた。背景とか…
いろんなものに影響を与えてるんだろうな〜って感じがして
めちゃくちゃ個人的には今の音楽でいうところのNUMBER GIRLみたいな、そんな感じの気持ちになった(?)
ありがちにも見えたけど、ありがち…
未来が見える夢遊病者のチェザーレ
脚の動きがバレリーナ
ピアノがその画角を拡げたり回したり
背景画が作り出す空間
ジェーンを抱えるジグザグのショットがカッコいい
あえてバランスを崩し疑いと恐怖
言…
そろそろホラー映画の原典的な部分に触れておきたいと思ったので...。
ホラー映画というよりは、ホラーチックなサスペンス。『金田一少年の事件簿』みたいな。
観てる途中でこわ~って思うシーンはあったけど…
無声映画の最高傑作のひとつにして
おそらく世界最古のホラーサスペンス
いや この大どんでん返しは
現代でも 何度も繰り返し使われ
ある種の定番にさえなってるもんな
むしろ この作品こそ製作当時にし…
めちゃくちゃ面白かった。
100年前にこれはズルイなぁ……
最初は、現代の映画とのテンポの違いなどで無づらく感じる部分もあったけど、最後まで観るとメッチャ面白いので二周目観たくなる。
シンプルに良く…
最後のどんでん返しが今見ても新鮮なアイデアに映るのは、100年前に作られたこの映画の完成度の高さを示していると思います。
妄想の中では歪んだセットが大変素晴らしく、まるでシュルレアリスムの絵の中で人…