やはり、ベースの状況に馴染みがないからだろう、物語の前半、どうも設定や展開が理解できず、ウトウトしながら観てしまった。それもあって、結局、どういう話だったのかよく分からないままだった。
もちろん、…
ウクライナのことを気にかけるのであれば見るべきだ。ロシアの侵攻前から企画し製作された作品であり、短期即席に作られた映画では決して無い。
最初、映画は微笑ましい感じさえする夫婦喧嘩の様子を映しているが…
主人公の女性の名前、イルカといいます。なので最初のうち頭の中を占拠するオーバーオールにおかっぱ頭を駆逐するのに結構手間取りました。
その駆逐に大いに役立ったのが撮影の美しさかも。俯瞰だとか移動だと…
ウクライナ版『みかんの丘』の様相。被写体の横移動やカメラのパンが空間の広がりを強調させる一方で、肥沃な大地で繰り返される不毛な殺生への声なき叫びが終始反響。希望の象徴となるべきラストシーンが受難の始…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前半寄りの中盤でしばし寝落ちしたため、
航空機墜落シーンは観られず。
この地の戦争に於いて、
女性は使う物または無い物。
陣痛に苦しむ女性に食事を出せというのも、
今まさに子を産み落とさんとして
…
東京国際映画祭2022で観賞。
まさかこの作品が限りなく現実に近くなるとは誰が想像し得たであろう。利用するエアラインの選択には気をつけねばなどと考えていた己の読みの甘さよ。マスクの下でそっと溜息続…