エドワールとキャロリーヌに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『エドワールとキャロリーヌ』に投稿された感想・評価

SN
4.3

皮肉なやつらしか出てこない。
ザ・フランス映画って感じ。

喧嘩の生々しさ
台詞の詰まりまでリズム的で素晴らしい。

富裕層のおばさま達が若者の男にグイグイ行くのも肉食的なヨーロッパの女性像って感じ…

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ユロ
4.2
これは最後仲直り(離婚取り消し)したという意味なのだろうが、個人的には、友人に戻った元夫の未来がひらけたことに対する安堵と祝福と捉えた方がグッとくる。

部屋と部屋を人々が行き来するっていうベッケルの作家性が喜劇にすごく効果的に作用している。名物のビンタもあり、そのあとの取っ組み合いから隣の部屋に行くところもキュート。ずっと「その場にいられなくなる」…

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hasse
4.6

ベッケル四作目の観賞。

夫役を『七月のランデヴー』で熱血冒険家志望の青年を演じたダニエル・ジェラン、妻役をアンヌ・ヴェルノンが共演。この二人は本作の翌年『エストラパード街』というベッケル作品でも共…

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辞書

アンヌ・ヴェルノンとダニエル・ジェランの掛け合い、芝居合戦にみる理想的な夫婦の幸せ。アンヌ・ヴェルノンの変幻自在な唇。ダサい後ろ蹴りするダニエル・ジェラン。ブルジョワジーたちの馬鹿馬鹿しい戯…

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5.0
出てきた瞬間からなんかイラッとさせる奥様とピアニストの夫の夫婦喧嘩を延々と。
フレンチなスノッブなサロンの嫌味〜なしょーもない感じの雰囲気も楽しい。
常に夫の方が余裕あるのがまた、ねー。
otom
5.0

犬も食わない夫婦喧嘩を最大限に面白くしてる感じ。通りからパンして室内の始まりから最後はその逆で締め、鏡目線や階段ほかそれぞれのシーンの繋げ方もお洒落。階級差結婚に電話にと微妙なズレで構築しつつ、危機…

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カメラの速度とスムースネスの両立ぶり!
どんなカメリハをしたらこれを撮れるのか、とても気になる。
uo
4.3
序盤のキャロリーヌが家にいる場面は、テレビから流れる愉快な音楽も相まって僕のおじさんの休暇みたいな上質なコメディっぽさを感じた、シーンも人間の描き方も終わり方も最高
き
4.7
エドワールが帰っちゃったあと上流階級の人々が踊り出すシーン
視線の実験とか意地悪な感じが映像で伝わる
でもそれと同時に馬鹿馬鹿しい

アンヌヴェルノン100歳らしい

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