皮肉なやつらしか出てこない。
ザ・フランス映画って感じ。
喧嘩の生々しさ
台詞の詰まりまでリズム的で素晴らしい。
富裕層のおばさま達が若者の男にグイグイ行くのも肉食的なヨーロッパの女性像って感じ…
部屋と部屋を人々が行き来するっていうベッケルの作家性が喜劇にすごく効果的に作用している。名物のビンタもあり、そのあとの取っ組み合いから隣の部屋に行くところもキュート。ずっと「その場にいられなくなる」…
>>続きを読むベッケル四作目の観賞。
夫役を『七月のランデヴー』で熱血冒険家志望の青年を演じたダニエル・ジェラン、妻役をアンヌ・ヴェルノンが共演。この二人は本作の翌年『エストラパード街』というベッケル作品でも共…
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アンヌ・ヴェルノンとダニエル・ジェランの掛け合い、芝居合戦にみる理想的な夫婦の幸せ。アンヌ・ヴェルノンの変幻自在な唇。ダサい後ろ蹴りするダニエル・ジェラン。ブルジョワジーたちの馬鹿馬鹿しい戯…
犬も食わない夫婦喧嘩を最大限に面白くしてる感じ。通りからパンして室内の始まりから最後はその逆で締め、鏡目線や階段ほかそれぞれのシーンの繋げ方もお洒落。階級差結婚に電話にと微妙なズレで構築しつつ、危機…
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