このレビューはネタバレを含みます
美しくて儚くてずっと暗くて湿っぽい
同性愛者の自覚がありながらもアントニーナと結婚して、一方的に離婚したいって言って会ってくれないし自分が悪いしか言わないチャイコフスキーも、自分の気持ちを押し付けす…
19世紀ロシアの偉大な作曲家チャイコフスキーの妻アントニーナの視点から描く愛と執着のドラマ。
熱烈な求愛で結婚したものの偽装結婚で愛は得られず。妻の座にこだわり現実と幻想が入り混じるアントニーナの盲…
ルカ・グァダニーノのお友達監督の長編6作目📽️『ナミビアの砂漠』の山中瑶子が
ベストにこれ選ぶの納得度高し✏️
とはいえグァダニーノほどウケなくてメジャーにならないのもよくわかる😂久々にヨーロッパ…
セレブレンニコフ監督の描く女性の感情描写は苛烈だ。そんで思考が大変なことになってる人間を描くのがうまい。
相互不理解の上で片方だけが抱き、また相手にも求めてしまうような大きすぎる感情はエゴでしかない…
見事というしかない作品
物憂げな色彩 瞬間瞬間がまるで1枚の絵のよう
アントニーナの狂気と色気にクラクラ
結婚したけれどチャイコフスキーは自分の方を見ないどころか拒絶をはじめる
ただただ愛してほしい…
一分の隙もない芸術映画と見ました。すごかった。こんな作品で映画館初めしてしまった、これから見る作品にしばらく影響してしまいそう。
陰をものすごく大事にしているので全体的に暗い、ハマスホイが好きなら…
超傑作!
チャイコフスキーの伝記映画
昔観たことあったけど
チャイコフスキーのことが
全くわからない変なイメージ映画だった
今回はチャイコフスキーではなくて
チャイコフスキーの妻の映画
チャイ…
このレビューはネタバレを含みます
ギリ間に合ってよかった!箇条書きで感想。
・アントニーナには「世紀の悪妻」という言葉から想起される小賢しさや狡猾さはなく、いたってごく普通の純朴な女性が狂っていく過程が説得力を持ってきっちり描かれて…
“悪妻”とされてきたチャイコフスキーの妻アントニーナという肖像を、男性優位社会の中で地位を求め、虚構のチャイコフスキー像への執着と彼からの愛の獲得を目指した存在として解体していく
終盤からはセレブレ…
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