[イラン、聖地マシュハドの殺人鬼を追え] 60点
2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。アリ・アッバシ長編三作目、前作『ボーダー』が"ある視点"賞を受賞してコンペに昇格した形になる。本作品は2…
イラン出身のアリ・アッバシ監督の作品。イランの聖地マシュハドが舞台だが、撮影はヨルダンで行われたようだ。
実際の事件にインスパイアされたとのことだが、相当脚色されているとのレビューもあり、この映画…
宗教による価値観、格差社会、殺人快楽、ジャーナリズム、警察権力。たぶん話で聞くと「そういう国もあるんだな」と思うだけだが、映像では見るに耐えない暗くて重いテーマだった。たとえ他国であっても犯人の目線…
>>続きを読む殺人が正当化されるのかどうか。世間が正しいと言えば正しくなるのか。殺人を行った側の視点で描かれれいるので、周りにいる多くの人がそれが正しいと考えている。その国ではそういう考え方のほうが正しいのだろう…
>>続きを読む©Profile Pictures / One Two Films