恋文の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『恋文』に投稿された感想・評価

脚本も監督も面白いっすね。
東京でクリーンなロングショットが撮れるのって明治神宮くらいしか無いのかもな。撮影監督の鈴木博は成瀬と組みがちな人だったんだね。
3.6
名優オンパレード。笠智衆の登場シーン、あれだけ?とびっくり。最後は救いがあった。
味
-

本当に道子が娼婦のようなことをしていたのかどうかはよくわからないが、道にいたあの女たちと彼女は違うと分断しようとするあの弟に対する憤りで胸があふれかえった。そうやってしか生きられなかった女たちの暮ら…

>>続きを読む
3.5
映画に生きる「田中絹代特集」。戦後に生きる女性を主役にした木下っぽい脚本。絹代さんの記念すべき初監督作。カメラワークが中々のものでした。
3.5

最初に叫んでおく。
女に参政権がない時代に男が始めた戦争のせいで苦労してんのに、勝手にジャッジすんな!ムカムカポイントは主に脚本と時代によるもの。これまで田中絹代も、「ないわー」と思いつつ演じたこと…

>>続きを読む
odyss
3.5

【終戦直後の時代に生きる女性の困難】

神保町シアターで見た「田中絹代」特集の一本。昭和28年の作品。
田中が監督を務め、同時にちょい役だが出演もしている。

海軍兵学校を出て海軍軍人になった真弓礼…

>>続きを読む
SyonL
-
後ろ姿を見せずに模様だけ。
車のライトが顔を去来。
4.4

撮影当時まだ占領下にあった渋谷や新宿、銀座を彷徨する森雅之。ドキュメンタリーのようなゲリラ撮影のような、高度経済成長以前の活気あるほんものの都市に紛れ込む、森雅之の飴玉のような目。背景を横切る陸橋上…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事