くたびれた岡田嘉子が魅力的。かわいいとも美人とも違う気がする。風に揺れる触覚(?)と力無い笑顔が絶望を際立たせる。
だだっ広い荒れた道の背景にそびえ立つ工場たちのつるんとした禍々しさ。あの円柱形のド…
5/3@神保町シアター
子連れの宿無し男が職を探して東京を歩く。
自己犠牲人情モノ。
今で言うキャバクラ的な店に勤める事はここまで咎められなければいけなかったのか。
息子が野良犬と40銭を引…
バチバチにキマりまくった画面の連続!!!なんか、もし小津安二郎がサイレント時代に映画を作ってなかったら彼の作風はどうなっていたんだろう?と思った。
ちやん、ことお父ちゃんと息子二人の掛け合いが楽し…
他2作の「喜八もの」と比べて重苦しい雰囲気。
仕事を求めて工場を渡り歩く場面ばかりだし、ヒロイン岡田嘉子の薄幸オーラも相まって、当時の貧困の様子がありありと伝わる。
そんな中で救いになるのが子どもた…
松竹株式会社