東京の宿の作品情報・感想・評価・動画配信

『東京の宿』に投稿された感想・評価

いくら小津ブランドといえども、さすがに白黒・サイレント・貧乏人情話というハードル高めなトリプル難物、今の自分にゃ攻略しきれず。相済まん。
たつ

たつの感想・評価

3.9
犬を見て40銭だ!とかいう時代の貧しさと来たらこりゃないね
amin

aminの感想・評価

3.9

父と二人の息子の背中を、ローアングルで切り取る最初のシーンから、小津安二郎しかやらない絵に、条件反射で嬉しくなる。建物の少ない開放感たっぷりの東京は、画面の広さも相まって抽象的な舞台のようにすら見え…

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ICHI

ICHIの感想・評価

4.0

小津の戦前の映画はローアングルで撮ることによって未だ建物に覆われていない東京の開放的な風景やその上に広がる空を、経験したわけでもないはずなのにたまらなく懐かしい風景としてスクリーンに映し出し、それを…

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工場地帯を歩く坂本武と二人の息子を、低位置・背後からの所謂小津のショットは悲壮感たっぷりに捉えていたものの、坂本武が仕事を得ることでその風景は輝き始める。結果的に暗い風景に逆戻りすることを含めて、街…

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S

Sの感想・評価

-
2024.0501
神保町シアター
ニシ

ニシの感想・評価

4.7

坂本武と岡田嘉子の座る立ち上がるの反復が、前半は2人のロマンチックさ、後半は別れを予感させ。なにより1つのフレームに煙突の煙や行き交う人と座ってる3人が同居している剥き出しさが怖い。クライマックス、…

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Kazuho

Kazuhoの感想・評価

3.0
キリスト教っぽさを感じたが、あくまでも脚本は小津安二郎らによるものとのこと。実験的な匂いを感じる。

それより岡田喜子の人生、かなり壮絶っぽい
西東京

西東京の感想・評価

5.0

早すぎた和製ネオ・レアリズモ。
前半の乱立する電柱と工場の煙突が、職を得た後には空になった徳利の乱立に変わる。宿のあるなしで区切られた前後半、室外から室内への変化によって、前半に映っていたものが後半…

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 安定の超ローアングル撮影がバランス良く撮れてて観やすい。ただ今までの小津安二郎監督作品の中で1番貧乏な設定の作だったのでは無いだろうか。自分も働けるだけで丸儲けな気持ちを忘れないでおこうと思った映…

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