東京の宿に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『東京の宿』に投稿された感想・評価

3.0

小津安二郎サイレント映画。台詞のカットタイトルあり。劇伴が乗った正しくサウンド版。坂本武の演じる喜八と突貫小僧の演じる長男が出てくる「喜八もの」…その第3作品目にして最終作。

子連れの男やもめ…

>>続きを読む
Kazuho
3.0
キリスト教っぽさを感じたが、あくまでも脚本は小津安二郎らによるものとのこと。実験的な匂いを感じる。

それより岡田喜子の人生、かなり壮絶っぽい

〖サウンド版〗
○′35 11/21~公開: 帝國館
配給: 松竹キネマ
スタンダード B/W
モノラル
フィルム上映


●′03 11/25 16:00~, 11/30 10:30~, ′04 …

>>続きを読む

小津安二郎監督の戦前後期のサイレント作品で人情劇。坂本武主演「喜八もの」の最終作。子供が遊ぶおもちゃに戦前のアメリカ好みの「小津好み」が残ってる。

喜八(坂本武)は女房に逃げられ、職もなく。昔馴染…

>>続きを読む
3.0
子供を連れて浮き草のように放浪する。工場の仕事も募集していなくて、やっとのことで見つけた安息の地を手放してしまうんだ。
3.0
ちょっとお金入ったら全部飲んでしまって、その後どうしても必要なお金ができたら犯罪する、悪い人でなくても好きにはなれない。
2.5
サイレント時代のほぼ最後なので、構図とカット割りは小津らしさが随所に見られて割と楽しめた。
弟「犬はめしだよ」
父「犬はめしぢゃねぇか!」
キャプションでこんなセリフ出たら笑ってしまう
黒背景に「めし」の二文字がポツンと浮かび上がる字幕、滑稽だが哀しい。次のシーンで兄弟がめしにありつけていたときの感動。
3.0
戦後のイタリア映画みたいな
めちゃめちゃ貧乏で貧しい映画です。
食い物がないから親子で「エアー食事」をしてるシーン。微笑ましいけど辛くて泣ける。

あなたにおすすめの記事