東京の宿に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『東京の宿』に投稿された感想・評価

 ほんまあの「男はつらいよ」の寅さんやん。貧乏なのについ人情から人を助け、果ては仕方ないだろ!で周りにぶつける(ここはちよっと違う)設定は似ているし、こうゆう江戸の人情を背景にした作品一杯あるんちゃ…

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3.5
立ち上がらせるために座らせているとしか思えない演出の数々に、家族で食事をする場面などどうしても横一列に納めないと気が済まないと言わんばかりの妄執すら感じる。

小津のサウンド版作品。原作のウィンザート・モネはrふぇいによってのでっち上げ。小津、池田、荒田の共同ペンネームとか、文無しのもじりともいわれている。失業中の坂本と岡田母子の交流。飯田蝶子がここでも味…

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notto
3.6
突貫小僧が父親を気遣い、「明日はきっと大丈夫だよ」と言葉をかけたり原っぱで酒を注ぐジェスチャーをして励ますなどしてるのがすごく好き
安定のローアングルでこれ東京なのかってくらい空が広い

恋慕の情でおたかに近づいた喜八だけど、君ちゃんを救おうとしたのは目の前の困っている人を放っておけない純粋な人情なんだろうな。
全ての罪を背負う覚悟で君ちゃんの治療費を手にした喜八。直前におつねに無心…

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あ
3.3

人情のもと、不器用なルンペン男の自己犠牲によって、一つの魂が救われた。

その背中は、美徳とはとても言えないけれど、憎めもせず嫌いにもなれない人間としての無骨な味わい深さがあった。
leyla
3.8

12月12日は小津安二郎監督の誕生日と命日でした。

現存する最後のサイレント作品(サウンド付き)。1935年(昭和10年)の日本は大不況だったらしく、2組の失業中の親子を描いた世相を反映させた作品…

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3.8
“人間味が減っている時代に、小津安二郎”
こんな時代になってしまったからこそ、小津作品は、沁みるし、意義や価値がある。
DAG
3.8

おお、久しぶりに見た。
戦前の小津安二郎作品はクールでイカすぜ。
特にプロダクト・インダストリアル感満載の原っぱでの撮影は結構熱い。
あの円形の建物はいったいなんなんだ?
本編とは関係ないところに目…

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犬田
3.5
90年前の東京。
野良犬を見つけて「40銭!」て何のことかと思ったら…。

ラストは自首したのでなくて逃亡したということ?

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