『雨の訪問者』でミステリーに冴えを見せたクレマン。本作もスリラーの傑作にした。そして、ジルベール・ベコーの音楽が、もう一つの魅力になっている。冒頭、セーヌ川をバックに子供たちが消える。見事な引き込み…
>>続きを読むニューロティックなまま進むかと思えばあっさりとネタバラシがあり、事故で娘が死んでるかと思えば生きていて、夫は階下の女と浮気を匂わせてたけど妻を心から愛していて。狙っているのかどうかもわからない、一筋…
>>続きを読むこれも好きで何度かみているが、冒頭の船のシーンだけでもたっぷり満足してしまう。子どもの黄色のレインコートにあの靄のかかったビジュアル。目に涙ためた長女の、ストレス受けまくりの固い表情も素晴らしい。組…
>>続きを読むパリのアメリカ人が"組織"に追われるサスペンスだけど、冒頭からアンニュイなフェイ・ダナウェイと黄色いレインコートの子どもで"赤い影"を思い出す。
思い詰めている心境のときの演出やあちこち決まっている…
ぽや〜っとした画面と由紀さおりっぽいテーマのイントロはかなり好き。パリとヴェニスの違いがあるものの、水辺の雰囲気が『赤い影』っぽいのもイイ。途中まで先が読めない展開だったものの、締めは結構力技な感じ…
>>続きを読むこの作品のフェイ・ダナウェイはどの作品より実に美しい。
この作品、パリに移住するアメリカ人である為なのか、元々フランス語バージョンだったのが、DVD 発売以降ずっと英語で話しているのが何とも残念。フ…