1923年、今からちょうど100年前。9月1日の関東大震災後に、「この国で」起きた虐殺事件をベースとした作品。
見終わってすぐには感想が書けなかった。思い出すと何度も泣きそうになる。言葉を失う。
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この作品のことを知るまでこの事件のことすら知らなかった。目を背けない。学ぶという気持ちで鑑賞。
人間の、集団の恐ろしさを体感、体験。役者さんたちの熱量が凄く観ていて恐怖心しかなかった。いとも簡単に…
このレビューはネタバレを含みます
鑑賞直後はなんとも言えない気持ちになっていたけど、少し時間が経つとなんとなくモヤモヤが膨らんできた。いろいろ考えるから良い映画ではあったのだけど。
まず、地方のどろっとしたものが負の連鎖となって悲…
大体年に一、二度「これは予感がする!」っていう作品が突然現れるもんだけど、今年は本作がまさしくそれで、観に行って来ましたよ片道二時間半かけて。
近場でも定員110名くらいのハコなら上映してたんだけど…
聞きしに勝るというか、実際に観て圧倒された。100年前、関東大震災直後に千葉県で起きた差別と誤解が絡んだ虐殺事件の実写化。日本の宿痾のようなタブーを凝縮した内容、テーマに、これだけの豪華キャストが挑…
>>続きを読むちゃんと、記憶に残しておきたい映画。
100年前の日本か…と、終始意識しながらみてると、方法や背景は違うが現代にも重なるところもたくさんあった。
たとえばコロナとか、SNSとか。
前半は、その時…
福田村事件とは・・・
今からちょうど100年前、1923年9月6日、関東大震災の起こった5日後、混乱および流言蜚語(ヒゴ→だれ言うとなく伝わった噂)が生み出した社会不安の中で、香川県からたまたま訪…
史実だけど全く知らなかった
正しい過去の教育が不可欠だけど正しさとは?どちら側から見たらどちらかが悪になるのか?
こんなに多様性が叫ばれてる現代としっかり地続きで嘆息する
報道の忖度、小さなコミ…
(c)「福田村事件」プロジェクト 2023