今年一番印象に残る映画だった。先日観た「山女」にも共通するものがあった。
震災の被害に焦点はなくて、震災後の人間の心理、特に加害者側の集団心理を描いたものだった。
人間は社会的動物だと言うけれど、…
劇場予告かチラシが知ったきっかけでした。
前売り買って待ってました。
官房長官による炎上マーケティングのせいか7割くらい?結構入ってました。
村の人々を取り上げつつ、少しずつその時へ向かっていきま…
微力ながら、クラウドファンディング支援させて頂きました。
「エンタメだと思って観に来て下さい。
そんなに堅苦しい映画じゃないですから」
と、森監督はラジオ番組でおっしゃってましたが…
…硬直。閉…
淡々と進むそれぞれの日常、そこに見え隠れする様々な問題。
後半一気に訪れる怒涛の展開はズシンと重く心をえぐる。居た堪れない気持ちでエンドロールをただ眺めていた。
松浦祐也さんなど個人的に好きな役者さ…
目の前で見たものを伝えること、聞いた話を伝承すること
ドキュメンタリーを取り続けた森達也がどこか若松孝二色の強い座組で100年前の史実から浮き彫りになってくる戒め映画。
群れという人間の文化とは…
予告をみて、気になったのと、ドキュメンタリー監督の森達也さんの劇映画は、どんなものかという興味から鑑賞。
こころに刺さるホラー映画みたいに、淡々と当時の集落の世界観を描いているので、クライマックス…
いろんな問題が詰まっていた。
思い出したのはコロナの時の同調圧力。世の中どうなってんの?とめちゃめちゃ思っていた。ワイドショーは見ているだけで吐きそうだった。
集団に流されるのはいつの時代もすぐに起…
あまりの惨たらしさに目を背けたくなるが、これもまた我が国の歴史。部落差別、ハンセン病、朝鮮人差別、女性差別、さらには、労働問題、封建制が……と、これでもかと重層的な差別の構造を見せつけてくれる。そし…
>>続きを読む(c)「福田村事件」プロジェクト 2023