このレビューはネタバレを含みます
もっと事件性のある尖った話かと思ったら、この世で1番優しいぐらいのメッセージでびっくりした。
それはこんなに人の複雑さを対比して見せてる映画なのに、根幹にある人と共有することの幸せは唯一登場人物全員…
それぞれの人生が淡々と描かれていくけど
過酷で辛くて、暗い雰囲気で進んでいく。
尋常じゃない葛藤が続く。
家庭環境、性的指向、容姿等
「自分では選ぶことのできない」
背景を抱えた人々が描かれている…
【地球に留学しとる感覚なんよね、ずっと】
ジャンル:わかりみが深い・・・のか?
私も比較的、擬態生物寄りの感覚で生きているので、近似した感覚を共有できる作品でした。とはいえ、原作:朝井リョウ。一筋…
この年になると挨拶のように交わす結婚などの社会的正解の話も人によっては何気ない会話だけど人によっては社会から追い出される決定打にもなる
※自分も気をつけないと
誰がどんなマイノリティを抱えて生き…
原作が大好きでずっと上映日を心待ちにしてた作品。正直なところ、映像化するのは向いてない作品だと感じていて、観た後思うとやはりそうだったのかなと感じてしまった。内容が内容なだけにずしんと心にくる。少し…
>>続きを読むとんでもなく良かった...
ここでダラダラと綴る方が、分かった気になった何も分かっていないやつみたいで恥ずかしい。
世間的に言われるマイノリティだけでなく、普通(に見える)の人も描いてるのがいい。…
“普通じゃない”人たちが感じる生き難さ、苦しみ、劣等感、罪悪感、孤独、そんな感情が画面を通して伝わり胸が苦しくなりました。彼らのような所謂マイノリティではない私ですが、共感するところは多々あり、特に…
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