原作を読んだ時の衝撃が強すぎて、やはり2度目だとインパクトは薄くなってしまった。ただ、作中のある事件と「あの人」が関わることになる部分は、リアリティラインが曖昧になるような、あまり感じたことのない感…
>>続きを読むずっとずっと考えさせられた作品だった
この作品でいう「普通」に自分はいるから、前半はなかなか理解できなくて苦しんだ
生まれ持った感性や考えが世間の大多数とは異なる時、それを理解されない苦しみや隠して…
小説と合わせて鑑賞した方がぜっっったいに良い作品。
自分の偏見を突きつけられる作品で、メタ視点で自分の嫌なところを見せつけられた。
八重子、解釈一致すぎる。対話が生まれていたシーンと八重子と大也の心…
本作の前に『そして父になる』を観ていたこともあって、序盤から似たような父親が登場して既視感が強かった。
この映画で特に印象に残ったのは、大学の教室での大也と八重子のやり取り。
一見シンプルな場面…
仕方ないのかもしれないけど、マイノリティがマイノリティと自覚して、マジョリティに対して距離を作る構図が好きくない
「あなたにはどうせ分からないでしょ」って言われてるようで
誰しもマイノリティ的な…
マイノリティな立場にある人たちが持つ社会からの疎外感と自身に合った生き方を考える話
世間一般の"普通"を啓喜という人物が担っていて、啓喜と佐々木・夏月、啓喜の息子とを比較する中で、普通とは何なのか…
普通とは何なのか。
義務教育、恋愛対象、フェチズムなど分かりやすい題材で描かれているため分かりやすい。
より粒度を細かくすると日常で自分の普通が相手にとって普通でないことは多々ある。
多様性という言…
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