このレビューはネタバレを含みます
Melisa Onel監督と脚本家の Feride Cicekogluの登壇付き上映。作品製作における動機として人は鏡に映る自分を見る時、それが本当に自分であるのかどうか考える瞬間があることがきっか…
>>続きを読む今の暮らしをなげうってこれまでとはまったく異なる自分を生きたいという衝動を、実行に移す女性。きっかけは嗅覚の喪失という、ショッキングではあるが絶望するほどではないできごとだった。触れ合いに高揚し、風…
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突然嗅覚を失ったことをきっかけに人生を見つめ直す女性の物語。
視覚が無いため聴覚に頼る男性など、様々な感覚を意識した作品。
掴みどころない作品ではあるけど、映像表現の可能性を感じられる。
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第35回東京国際映画祭
アジアの未来部門『突然に』
夫と一緒に30年ぶりにイスタンブールに帰還したレイハンは、原因不明の嗅覚障害に見舞われ、絶望して家を出る。見知らぬ町のホテルで働く彼女に新たな…
東京国際映画祭2022
上映後に登壇した監督、共同脚本、撮影監督のお三方が全て女性で、スタッフは全体的に女性が多かったのだそう。
映画は故郷のイスタンブールへ帰った女性が突然嗅覚を失い、視覚障害の…
足に、嗅覚に、視覚に、と様々な障がいが登場するがそれがメインというわけでもない。 言い方悪いし誤解生む言い方だが、映画的においしい障害要素を前面出さず、かといって家族夫婦のすれ違い、過去のトラウマ、…
>>続きを読む"足音で君だと分かったよ"
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東京国際映画祭にて
床が軋む音や布が擦れる音、際立った生活音に主人公さながら聴覚が研ぎ澄まされる。
嗅覚が無くなることで街や家に紐づく思い出、心の繋がりまで失…
東京国際映画祭2022にて拝見。
トルコ映画。
夫とドイツに暮らしていた主人公がトルコに帰って来てそこから起こるお話です。
解説通り、嗅覚、視覚、聴覚が刺激される映画でした。
主人公は片脚…
東京国際映画祭アジアの未来部門にて、メリサ・オネル監督、フェリデ・チチェキオウルさん、メルイェム・ヤヴズ さんのQAつき。
視覚、聴覚と伝達する手段を失った人を描く作品はあれど嗅覚を失った人を描く…