“人間を描くのが何より難しい。”
“マジカル・ガール”のカルロス・ベルムト監督最新作。東京国際映画祭2022コンペ作品。ゲームのモンスタークリエイターの男性が、隣の家での火事で少年を助けた事から奇…
この監督の作品を観るのは二回目だけど、感想は前回と同じでした。「お前のこと誰が好きなん!?」。
またも、小さな過ちが命取りになる話。もちろん一発レッドカード退場レベルの過ちではあるけれど、同じことし…
フリアンはゲームに登場させるクリーチャーのキャラクターデザインを手掛ける。ある日アパートの隣室で小火が起こり、一人で留守番をしていたクリスチャンという少年を助けた。それからというものフリアンはクリス…
>>続きを読むどんな怪物が現れるのかと思ったら、あぁそっち系か…とガッカリしたけど、その一瞬だけでそれ以降“怪物”は出て来ない。
終盤になってやっと「そういうことか」と分かった。
思わぬ展開が続いてハラハラしたけ…
カルロス・ベルムトの作品て淡々としつつも、色々な場面で不穏な要素を散りばめていくのです。その散りばめ加減が上手いというか…。そして悲劇がフワッとやってくるんですよね。敢えて詳細を描かない監督なので、…
>>続きを読む隣室の少年を火事から助け出したことによる気づき、決定打、小児性愛=怪物に苦しむ男の話し。被害者側の映画は多々あるけれど、その性癖を怪物と呼ぶには余りにも痛々しい。階段を踏み外すかのような躊躇のない転…
>>続きを読む© Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE